鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2005年04月21日(木) ダイエットの敵

ど、どうしよう……。前回日記を書いてから、どえらい年月が過ぎてしまいました………。
日記どころか月記にも……いやヘタすれば年記(なんだソレは……)状態ですね。ここをのぞいてくれている方、ホントにホントにごめんなさい!
子供に「3日坊主はダメだからね!」と日記を書かせてるクセに、人のことを言えた義理じゃないですね。これからはもちょっとマメに書きますので……。

で、タイトルですが。
よしながふみの新刊『愛がなくても喰ってゆけます。』 をbk1で購入。表紙がいつものマンガの雰囲気とちょっと違うかなぁ〜と思いつつ、コメントを読む。
「こんなに食べてすいません…!! 〜我が"食"人生に悔いなし〜 美味しい料理にわらわら群がる、ちょっとヘンテコな愛すべき面々の煩悩全開ライフ。」
……ってどんな話なんでしょう???全然予想がつかないまま、本日コミックス到着。

えっと、これは食べ物のためにはあらゆる手間をおしまないマンガ家「YながFみ」とその周囲の人々が美味しい店で美味しいものを食べる、という話であります。登場するお店は全部実在の店ではあるものの、ストーリー自体には一応「この物語はフィクションであり〜」と但し書きがあるんだ。とは言え、なまじこれまで読んだよしなが作品に、「この人、食べるのがすきなんだろうなぁ〜」というのを想像させるほどの食へのこだわりが描かれていただけに、普通だったらどーしても本人に重ねてしまいそうなんだけど、あまりの赤裸々ぶりな描かれっぷり(特におうちでのお姿が……)に、却って「いやフツーここまで描かないでしょう。きっとフィクションに違いないわっ!」と自主規制(?)してしまうのです。これって、よしながふみさんの掌で遊ばされてるってことでしょうか。でもこの感じ、けっこう好きだったりします。
何より、『西洋骨董洋菓子店』 のオーナーをホウフツとさせる絶妙でリアルな味の描写に、「うおお〜食べたい〜」と身もだえしてしまうことウケアイでございます。ダイエットしなくては!と思っていたこともケロッと忘れて、「ふ〜ん、この店○○にあるのね。けっこう近いかも。今度行って来ようかなぁ」などと、お店の地図をじっくりみつめてしまう自分がコワイ。ちなみに、甘い方には全然そそられない私ですが、寿司・ベトナム料理・焼肉・飲茶には、思わずフラフラと誘われてしまいそう……。なんて罪作りな1冊でしょう。でも続刊求む(切に!)。


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