鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2003年09月18日(木) 新築エッセイ

「フィールヤング」を数か月分まとめ読みしてたら、堀内三佳が、『夫すごろく』 とあわせて『家すごろく』『料理すごろく』がスタートしてた。堀内マンガは、ネームがとっても変則的で、私にはかなり読みづらい(枠つきのネームだけを先に読んでしまって、間に入れて読むべきコマ内のネームやセリフをつい読み飛ばしてしまう)んだけど、『家すごろく』の場合は、立地条件に「雪国・北海道」というのがあるので、雪とは無縁の生活を送る者にはわからない苦労があるのが興味深い。9/4の「お宅拝見」で紹介した『やっちまったよ一戸建て!』 (伊藤理佐)や『ホントに建つのかな』(内田春菊)とはだいぶ趣の違う新築エッセイだ。

たとえば、何区画かある分譲地を選ぶ時に、除雪車が通る道かどうかというのが基準になるというのも、北国ならでは。素材選びだって、寒さに強いもの、というのが大前提。だもんで、堀内さんが玄関用に最初に選んだ床材は、「寒いと割れる」という理由で却下されたりしてる。あと、雪国仕様というネタ以外でも、「ふ〜ん」と思うエピソードが。区画分譲の場合は、団地と同じ感覚なので、餅撒き不可なんて初めて知ったよ。

ところで、「フィールヤング」に『ホントに』&『家すごろく』と、新築エッセイが2本連載ってなんだかすごい。読者のニーズに応えて、ってことなんだろうか……?


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