鈴木めぐみの徒然マンガ日記
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2003年08月12日(火) 5愛のルール

夏休み中、マンガ日記をお休みにしていた間も、もちろんマンガはちょこちょこと購入。で、中でも面白かったのが、この『5愛のルール』 (一条ゆかり)だ。

マジメに働き、歌手を目指す姉との生活をささえる麻保。だが、雑用ばかりの仕事に物足りなさを感じていた彼女の運命は、一流広告代理店の切れ者・鷹見と出逢った事で激変。彼女の秘めたる才能に目をつけた鷹見のはからいで、麻保はやりがいのある仕事を手にする。そして姉の理恵もまた、モデルとしてビッグチャンスをものにし、姉妹はつかの間の幸せに酔いしれる。だが、鷹見を愛してしまった理恵は、彼の婚約者を名乗るトップモデル・水石ユリアへの嫉妬をつのらせてゆき、それが悲劇的な事件をひきおこしてしまうのだ!女達の心を操る鷹見の本性を知った麻保は、ある決意を胸に、彼にふさわしい女になる決意をするのだった……。

思えばまだこのHPができたてのころ、すでにこの作品に関する話題が出ていたっけ。未完でコミックス未収録。75年の「りぼん」掲載ということで、その時点で25年以上の月日が経っているにもかかわらず、複数の方がこの作品へラブコールを送っている!(当時の書き込みはワンポイント情報局 にまとめてあります)

当時まだ「りぼん」のリアルタイム読者ではなかった私にとっては、「へぇ〜、そんな作品があったんだ。巨匠・一条ゆかりの作品(しかも連載!)なのに、どーしてコミックスにならなかったんだろう?それに、みんなこんなに面白いって言ってるのにどうして未完なの?」と疑問符いっぱいだったのだ。その辺の裏話は、作者本人が巻末で語っている。待っていた人たちにとっては「そんなぁ〜っっ(涙)」という顛末ではあるのだけれど、作者の頭の中にあった構想も読むことが出来るので要チェック!








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