木場の現代美術館の、「球体関節展」に行ってきたでし。 なんつーか。照明効果をちっとは考えろよ。 天野可淡とか、四谷シモンとか、あの系統のドールは基本的にホラー系っつーか、雰囲気重視なんだから、薄暗いところでじんわり見たいのですよ。 まあ、あれだけ多くの人形作家の作品を集めたのは、多分この展覧会が初めてだと思うから、それは良いと思うですけど。
ただやっぱり、あれ系のドールは、作家の「イタイところ」を表現してるんだと思うので、煌々とした照明の中に置いたら死んじゃうと思うのだよね。 こけおどし的な物、お化け屋敷的な物、文化祭的な物。 「その程度のレベル」な部分があって。 そんな部分は、人間にとって結構大切なんじゃないかと思うのですよ。青臭いポップとか。
前にあった可淡展は、良かったなあ。量の多いのもさることながら、古いビルの地下駐車場をギャラリーにしてるというのが何とも素晴らしかった!
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