三月の吐息...三月

 

 

琴線 - 2003年03月03日(月)

街の真ん中に
幅2メートルほどの人口の川が流れており
その両端には、様様な花や木が隙間なく植えられていて、
数メートルおきに「希望」というような名の彫刻や
木でできた湿ったベンチが置かれている
数百メートルの細長い公園がある。
その外側を車道が走り、
さらにその外側にレンガで覆われた歩道があった。
歩道を僕たちは肩をならべて歩いていた。
それまで女性経験のほとんどなかった僕は、
途方に暮れ
彼女が楽しいそうに発する言葉も頭に入って来なかった。
その始めて観る細長い風景のことばかり
考えていた。
僕の腕をとったのは彼女のほうからで
僕はますます困惑して、
今度は、レンガでできた歩きにくい歩道のことで
頭はいっぱいになった。





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