ケイカネットdiary 〜日常のあれこれ
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2003年11月10日(月) 2003衆院選総括

昨日は我が日本国の衆院選でした。
今回ほど自分的にいろんな意味でヒートアップした選挙はなかったかもです。

で。
【その1】
選挙行かなかった奴、手ェ上げろ!

日本国憲法によって、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義は、絶対に守らなければいけない事と定められているのは知らない方はいないでしょう。
国民主権、つまり、投票は国民の権利であり、義務なんです。行って当然、当たり前の事なんです。
って事は、乱暴な言い方かもしれないけど、選挙に行かないヤツは突然言われもない非難を浴びたって文句言えないって事でしょ。義務も守らないで権利ばっかり主張するなんてそんな虫のいい話どこにあるんじゃ。
悲しいかな、ウチの会社で選挙に行ったのは私をいれて3人だけでした。
全く情けない情けない。

【その2】
わが地元の名士、村岡建設の村岡兼造センセイが毒まんじゅう食って当たって(政治生命)死にました
今まで選挙といえば知らない代議士のおっさん達のチキチキレースで勝つのは自民党、うるさく選挙カーで回った人たちの勝ちっ!ってモンだと思ってましたが、注目の選挙区で超地元の村岡センセイが取り上げられたのは全く嬉しい限りです。おかげさまで開票速報も楽しめました。酒がうまかったです。毎回毎回選挙カーがうるさくておちおち昼寝もできなかったっつーの(昔)。命をかけるほどのまんじゅう、さぞおいしかった事でしょう。

【その3】
2とも少しかぶるのですが、多分私は典型的な若年無党派だと思います。どこの党というのはないけれど、とりあえず、自民党は嫌、共産党も違うし、社民党もいい年したオバハンを「マドンナ」とか言うその根性が嫌。でも、白票も負けな気がする。どこに入れるか、いつも悩む。
だから、自分なりに選挙のたびに各政党の主張をそれなりに調べてるんです。
でも、やっぱりわかりづらい。
けれど、今回は争点となる事がいくつかあって、さらにマニフェスト選挙ということで、党首が討論している場面が結構テレビで見れた。
党首の討論。楽しいですね。私が一番心に残る名場面はニュースステーションのマルバツで応えるシーンでした。
実は、前回は小泉さんを支持していて、自民党は嫌いだけど、小泉さんのあの姿勢に賭けたんですヨ。あのヒトの演説は、パフォーマンスかもしれないけれど、今までの政治家とはチョット違っていた。
でも、今回は、「なんじゃありゃ」という場面が多かった。自分の信念の通りにやってたサバンナのライオンじゃなくて、ストーリーどおりのライオンキングですヨ。
あー、これじゃダメだ。その中で、ひとり気を吐いていたのが菅さんだったんです。あー菅さん頑張ってるなー。ハルホ一人追求できない自民党より、仮想内閣を作ったり、高速道路無料化なんて無茶な事を言い通したり、そんな頑張ってるなら菅さんに首相をやらせてあげたいなーと。そう思ったわけです。
少なくとも、私みたいな若年無党派層が、関心をもてる選挙。
それが3つ目の理由です。

【その4】
前の選挙ではこんな事なかったけど、何故か今回はお目にかかってしまいました。
何人かからの選挙のお願い。
知らない人なら論破してやるものの、昔お世話になったり知り合いだったり。じいちゃんが入院て選挙にいけないから私に来たんでしょうか。

人とのつながりを対価に票を買い取るな!

すっごく嫌なんです。嫌いなんです。心底大嫌いなんです。そういうやり方は。
その人自身はお世話になってるし、嫌いじゃないです。
でもそういうやり方は嫌いです。大嫌いです。

選挙は、自分の支持する主張をする政党と立候補者に投票してこそで、そして、普段国政に関われない一般市民が投票という形でモノを申す唯一の手段なんでしょ。
それを、まだ選挙権を得て数年の人間にする事か?
電話がかかってきて、私は今回はテレビで見て菅さんを応援したくなったから民主党にするって行ったら「そんな理由で?」と言われました。
おー、チョット待て。
いくら地元でお世話になったからって、テメーに言われたからその政党にいれたらそれこそおかしいんじゃねーの?

そんな言葉を飲み込んだ非常に言いづらい理由でした。

さて、一夜明けたニュースステーションを見よう( ̄ー ̄


渡辺桂華 |BBSHomePage
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