ケイカネットdiary 〜日常のあれこれ
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本を読みました。 まだ半分ぐらいしか読んでないけどなかなか考えさせられるものでね…
本は、「カイン」という題名で、一応物語なんだけど書いてる人が哲学専攻の人だから、哲学本みたいな感じ。 高校の時に倫理の授業がめちゃめちゃ好きだった私としてはかなり楽しい。
余談ですが、高校の時にとった「倫理」の授業ですが。「倫理」と聞いて、「倫理=道徳」だと思い込んでいたから、小学校の道徳の教科書を思い浮かべながらいつからそういう話になるんだろう、と思いながら授業を受けていて、そんな説教を聞かずして一年間の授業が終わりかけた頃には頭の中に「????」が頭の中にたくさん出てきたものでした。 最初に説明してくれればいいのに。先生。 「倫理=哲学」なのですね。後から知りました。
そうそう、話がそれっぱなしなのですが、論文っていうか、レポートを提出しなければいけなかったのですよ。何か本を読んで。 私は、キルケゴールの「死に至る病」ってやつをとったんですよ。 死に至る病、それは、絶望である、って事だったかな… 頭の中では納得したんだけど時間がたってしまって旨く言えませんです。 何でそういう結論が出てくるかっていうのを半分ぐらい忘れてしまいました;;; ただ、感動した事だけは覚えてます。 ああ、そうだ、どんな病気も体を死に至らせる事は出来ても、心を死に至らしめることが出来るのは絶望だけだ、って事だったと思う。つまり、「死」と言うのは体の事ではなく、心の事なのよね。体は死んでも復活する、っていう、キリスト教の教えが根底にあるっていう事がよくわかりますねえ。(キリストは死んだ後に復活したのです。キリスト教の復活祭はそれです)
何か、余談に力をつかいすぎて本編を書く気力が何だかなくなってしまいました;; 続きはまた明日でいいでしょうか;;;
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