ADDA通信

 

 

どろどろ - 2004年04月13日(火)

そう、どろどろ。まさに泥。泥ん子になってた。
僕はあのライブの後どうにか家に帰り着いたけど、そこからの記憶がない。
それまで酒なんて一滴も飲んでない。使ったエネルギーの大きさをあらわすかのようにただただ泥になってねむりつづけていたのです。
次の日のお昼過ぎに目覚めて、最低限の食事をとったあと、気がついたらまた寝ていました。次起きたら何時かわからなかったけど、夜。さすがにたまってる仕事が気がかりになって、明け方まで仕事して、また昼過ぎまで睡眠。起きて仕事をいっぱいして、そしたら今でした。

そう、僕はたしかに2日前あのステージの上にたっていたのだった。細かいことはよく覚えていないけど。崇さんのカウントが始まった瞬間、僕はロボピッチャーっていう巨大ななにかを構成するひとつのパーツになって、それは手か、足か、おなかか、頭か、まあわかんないけどさ。他のパーツとガッチリ一体化して、どかどか大きな足音をたてながら光よりちょっと速いスピードで前進しているかのようにおもえた。自分の力が何倍にも増幅されて、信じられないようなエネルギーがみんなの分とひとつになって宇宙に放出されていたのです。その瞬間を目の当たりにした人にしかわかんないよね、あの感覚。まさに瞬間芸術なのです。

そんなこんなだったんですけど、なんと言うか、いいライブでしたね。いっぱいいっぱいある伝えたいことが、ちゃんと伝わりはじめてきたような気が、した。それはなんというか、演奏している向こう側からきている大きなエネルギーをはじめて実感として感じることができたからかもしれません。

いつも思っていることなのですが、あなたがたがいないと僕はいい演奏ができません。ほんとにこれからもよろしくおねがいします。たのみますよ。



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