とうとう明日です、発売日。 - 2004年03月24日(水) こんばんは。 くどいようですが、ロボピッチャー1stミニアルバム『消えた3ページ』はいよいよ明日発売です。くれぐれもよろしく。CDを売っていそうなお店に行けばそこそこ買えるのではないでしょうか。京都大阪のタワーレコードなんかはたいへんな騒ぎになっていることと思います(想像)。 はじめて、いわゆるメジャー的なCDを出したのはいったいいつだったかなあ。多分それは6年ほど前でした。僕は小学生のころから音楽製作に関するあらゆることをひとりきりでやっていて、ミックスだとかマスタリングって工程がわざわざあることも全然知らなかったし、エフェクターとかも使ったことなかった(全部人力でやってました。人力エコーとか人力フランジャーとか)。 そんでその6年前に初めてメジャーぽいところからCD出すことになって、なにやらディレクターやらミキシングエンジニアやらわけのわからぬ人がいっぱい出てきて僕の音がどんどんいじられていって、頭に???がいっぱい出てきたことを覚えております。僕がもう成立させてる音をなんでまたわざわざ一個ずつ調整すんだろう?そのまんまで十分かっこいいのになあ、なんて思っているうちになんだかリバーブやらなんやらがドーーンとかけられていって、それはそれはひどい仕上がりになりました。腹が立つやら悔しいやら。 まあそれがきっかけになって、その後僕はだいぶ自覚的に音づくりをやるようになりました。自分が無意識にやっていた作業がミックスとかマスタリングとかいう作業だってことに気づいたし、エフェクターとかシンセにも詳しくなりました。 はじめての僕のCDは、まったく聴き返すこともなく部屋に積まれていましたが、別になんの愛着もないので、のちにネットオークションに出してやりました。なんだかあれを捨てないと次に進めないと思ったのです。それらのCDはなんと1枚1万円くらいで売れてゆきました(生産枚数が少なくてプレミアがついていたのさ)。 そしてそのお金で僕は、今使っている黒いキーボードを買いましたとさ。あのときの悔しさもむだではなかったね。ふふふ。 さて長くなりましたが、今回の『消えた3ページ』は、今まで出したCDとは比較にならないぐらい、僕の意図がしっかりと音に反映されています。あたりまえのことといえばあたりまえではありますが、それができるようになるまでには先に書いたような長年の苦労があったわけです。 なにがいいたいかっていうと、これで1500円は安すぎるぜ!たのむから買っておくれ!ってことなのさ。ほんとにとてもすばらしいCDです。よろしくね。 -
|
|