アイのカタチ。 ―大好きな貴方へ―
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― 貴方へ。 ―


もうこの日記のことなんか忘れているはず。
だけど書かずにいられません。

私は7年間、本当に貴方だけを見て、一緒に暮らせる日を現実にするためだけに働きました。
貴方が好きだったから。
遠距離だって浮気されたって、貴方が好きだったから耐えました。
今病気だけど、仕事もやめずに頑張りました。
忘れているかもしれませんが、この冬に貴方は我が家に挨拶に来てくれると約束していたから。

私は貴方から自信をもらいました。
私でも生きてていいんだなと思わせてくれました。
斜視でもアトピーでも構わないと言ってくれて嬉しかった。
ダイエットなんかしなくていいって言ってくれて嬉しかった。
たくさん誉めてくれて嬉しかった。
私は誰かと比べられて誉められたことしかなかったから、貴方の言葉はとても大きくて、私を楽にしてくれました。
貴方と一緒にいられるだけで、私は幸せでした。

だけど2回目の浮気で別れ話をした時の「好き」という言葉が嘘だったと思うと、とても悲しいです。
期待させておいて突き放すのは狡いです。
それなら最初からどうしようなんて言わなければ良かったのです。
好きな人ができたから別れてほしいって。
それなら私はもう何も言えなかったのに。
裏切られたなんて思わなかったのに。
お幸せに、で終われたのに。

7年かけて積み上げてきた信頼関係なんて、貴方には重要でなかったんでしょうね。
それとも本当の意味で信頼し合えてなかったのかもしれません。
病気が治るまで言いたくなかった、なんて言ったけれど、じゃあ「良くならないのかな」って心配してくれたのも、「薬飲んだ?」って言ってくれたのも、私のためじゃなくて自分のためだったんですね。
貴方は優しい人でした。
私をとても大事にしてくれました。
だから私は貴方がそんな人だなんて思いもしなかったです。

最後に酷いことをされて、多分また病気は悪化すると思います。
貴方を幸せにしてあげる目標を失って、付き合う前のように生きる意味が分からなくなっています。
私は不必要な人間じゃないかと思います。
だから私は貴方を恨むでしょう。

でも悔しいことに幸せでした。
辛い時に声を聞くだけで落ち着きました。
貴方に名前を呼ばれるだけで、それだけで幸せでした。
私がここに綴ってきたたくさんの思いに嘘はありません。
本当に誰よりも愛していました。
貴方だけでも私の味方でいてくれたら、それで良かった。


サヨナラ。

2008年12月31日(水)


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