アイのカタチ。 ―大好きな貴方へ―
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― 私だけのためじゃなく。 ―


初めて、「俺のために頑張って」と、貴方が口に出したから、
私は頑張らなきゃいけないんだと、本当に心からそう思いました。
今までそんなこと一言も、言ったことがなかったのに。

貴方が働くための原動力が私なのだとしたら、
私が働くための原動力が貴方であっても、
それは全然不思議じゃない。
私は、私が貴方のそばに行きたいから、頑張ろうと思っていたけれど、
私が貴方のそばにいてあげるためにも、頑張らなきゃいけないのだと、
そういうことに気がつきました。

私は、貴方が本当に私を必要としているのか、
それは本当に私でなければならないのか、
そういうところに自信がないのです。
今日は「俺のために」と言ってくれたから、
貴方が私を必要としてくれているということ、良く分かりました。
それが本当に私にしかできないことなのか、
私は確認のために、貴方に聞きました。
「私のこと、好き?」
貴方は「好きだよ」と言ってくれました。
だから、貴方が心から必要としている人物は、
他ならない私であるのだと思います。

私にとって、私の側にいて欲しい人は、貴方だけで。
もちろん、友達だって一緒にいて欲しいけれど、
24時間一緒にいたいと思うのは、
辛い時に側にいて欲しいのは、貴方なんです。
今日は、貴方にとっても、私がそういう存在であるんだと、
少し、実感しました。

だから明日、頑張ってこようと思います。

2人のために。


2003年06月18日(水)


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