アイのカタチ。 ―大好きな貴方へ―
過去 目次 未来 はじめに  管理人:圭
― 大丈夫だよと言ってくれたから。だからきっと大丈夫。 ―


正直、面接に行きたくなかったので、
昨日の夜、ダーリンとの電話で大泣きしました。

「どうして行きたくないの?」と聞かれたので、
「落ちるから」と言いました。
これっぽっちも自信がなくて。
どうせ落ちるのに、行くのは嫌だなぁと思いました。
「頑張って働くんでしょ?」
そう言われて、うんと肯いたものの、
明日の面接、頑張ろうなんて思えなくて。
「大丈夫だよ」と言われたけれど、
私は喋るのが苦手だし、緊張するし、
どうしても上手く喋れなくて、いつも歯がゆい思いをしてるので、
ちっとも大丈夫じゃないと思いました。
だからもっと悲しくなってしまって、泣きました。

ダーリンは一生懸命なだめてくれました。
「明日受ける所が大丈夫かどうかは分からないけど、絶対就職できると思うよ」
「ちゃんと圭のこと、分かってくれる会社があると思うから」
「でも分かってくれるかどうかは、行ってみないと分からないから、
 面接はちゃんと受けておいでよ」
そんな風に行ってもらった上で、
「大丈夫」と何回も言ってもらいました。
さっき、「大丈夫だよ」といわれた時よりも、ずっと楽になりました。
「俺がついてるからね」って、言ってくれました。

私にはダーリンがいるから、きっと大丈夫だと思いました。
単純だし、自己暗示みたいだけど。
根拠も何もあったもんじゃないけれど。
それでもダーリンが一緒にいてくれるから、大丈夫だと思いました。

「私のこと、好き?」と聞いたら、
「うん、好きだよ」と、ダーリンは答えました。
私が、「全部?」と念を押したら、「うん」と答えました。
「我侭な所も?」
「うん」
「泣き虫な所も?」
「うん」
「弱虫な所も?」
「そういう(悪い)ことばっかりじゃないでしょ?」

説明会の時に、採用担当の人は、「優秀な人材が欲しい」と言うのですが。
じゃあ、面接だとか筆記だとかで落ちた人は、優秀じゃなかったのかと。
私という人間を、否定されてるんじゃないかと。
そう思う時があるのです。
落ちたからって、その会社の社風に合わなかったとか、
求められてる能力が違ったって可能性ももちろんあるし、
元気な時には、そうやって前向きに考えられるんだけれど。
昨日は情緒不安定気味で、採用試験に落ちるのが怖くて。
でも、ダーリンが私の事を好きでいてくれるから、
試験に落ちて、否定されたと感じても、
私の事を絶対に否定しないダーリンがいるから、
別に落ちてもいいや、と思いました。
もちろん落ちたら困るんだけれど。

ダーリンは、何があっても私の事を否定したりしないし。
ダーリンが、大丈夫だよって言ってくれたから。
だからきっと、大丈夫。

・・・多分ね。


それじゃあ、行って来ます。


********** 22:35 **********

面接に行ってきました。

受かってるかどうかは別にして、
私の事を良く分かってくれる面接官の人達だったと思いました。
私が人と話をするのが苦手だという話を最初にして、
色々話をしていくうちに、
「話すのが苦手なのは、気を遣いすぎるからなんだろうね」と言ってくれました。
人を見るのが上手いなぁと思いました。
人事の人って言うのは、素人から玄人までいるようで、
若いお兄さんとかお姉さんとかだと、話はしやすくても、
やっぱり私の事を本当に分かった上で決めてくれてるのか、分からないです。
「うちに来たら可哀想かもね」と、人事の人が2人で話をしていたので、
3次選考に進む望みは薄いかもしれませんが。
でも、少なくとも来て良かったなあと思いました。

ダーリンに励ましてもらった上、
面接会場に向かう電車の中で、母親からメールを貰いました。
なんだか変な文章だったけど、ありがたくて泣いてしまいました。

昨日今日、気が重かったけど、有意義な日でした。

2003年06月05日(木)


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