アイのカタチ。 ―大好きな貴方へ―
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―　約束は守れないし、長期戦になるけれど。　―


父さんには、ダーリンをおうちに連れてくる事を反対されてしまった。

具合悪い所を見られるのは、わんこが可哀想だという。
まあその気持ちは分からなくもない。
わんこの飼い主は私だけじゃないし、可愛がってるのも私だけじゃないし。
そこまでは分かるし、それなりに納得した。

じゃあダーリンがただ遊びに来るだけだったら、来てもいいのかと聞いたら、
将来の話が云々かんぬんと言われた。
別にそういう意味じゃなくて、遊びに来るだけなんだけど。
そう言ったら、世間様では家に呼ぶってことは、そういうことでしょうと言われた。
・・・頭固いなぁ。
友達が遊びに来るのと同じ感覚なんだけど、私にとっては。
付き合って1年半、お互いの家に行った事ない方が不自然だと思うんだけど。
いや、遠距離なせいもあると思うけど。

お母さんにそう言われたと言ったら、
私はもう結婚できる歳だし、中高生が彼氏を家に連れてくるのとは違うんだよと言われた。
ふむ。。。
じゃあいつになったら連れてきてもいい？と聞いたら、
就職して、自分の道が見つかったら、と言われた。
まだまだ先の話みたい。

そういう訳で、昨日はダーリンにその話を伝えながら、随分泣いてしまった。
昨日の夜だけで、2時間は軽く泣いてたような気がする。
わんこに会わせてあげるっていう約束は守れないし。
親にダーリンのこと、受け入れてもらえなかったのがすごく悲しかったし。
ダーリンが、今年の頭に「今年中に挨拶に行く」って言ってたのは無理になって、
ただ遊びに来られるようになるだけでも、1年2年の長期戦になる。
それでもダーリンはいいって言ってくれたし、
わんこによろしく伝えてねって言ってくれたし、
話してくれてありがとうって言ってくれたし、
（結果的にはだめだったけど、）頑張ったねって言ってくれたし、
今度東京に来たら俺の家においでねって言ってくれた。
だからすごく嬉しかった。

ダーリンは、優しくて温かくて。
私の側にいてくれるのが、ダーリンで良かったなぁってホントに思う。
ありがとう。
大好き。


2003年05月11日(日)
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