アイのカタチ。 | ―大好きな貴方へ― |
過去 目次 未来 はじめに 管理人:圭 |
― ずっと一緒に・・・。祝。 ―
追記あり。 まだ8日だけど、色々あったので、9日の分も書いてしまう。 なんだかどうしようもなく怖くなって、 仕事から帰ってきたダーリンに、「恐いよぅ」とメールした。 そうしたら、電話をくれた。 もうしばらくは電話しないつもりだったのに。 「恐いの?」 ダーリンは、何回も、「大丈夫だよ」と言った。 私は最初は泣きながら黙って聞いていたけれど。 「でも、もし大丈夫じゃなかったら?」 「責任取るよ」 ダーリンならそう言うと思ってたけれど、案の定。 「赤ちゃん、産むのにどれくらいかかるか、知ってる?」 ある程度は、とダーリンは答えた。 私も詳しい事を知ってるわけじゃない。 調べてみたら、50〜60万が相場みたいだった。 そんなお金、どこにもない。 「無理だよ。親に話だってしなきゃならないし」 「大丈夫、なんとかするよ。 とにかく、無理はしないこと。圭の身体が参っちゃうから」 「・・・私、産みたくないもん・・・」 大学、楽しいのに。 まだダーリンと、十分遊んでないのに。 生まれた子を、ちゃんと育ててやれる自信も無いのに。 ダーリンは、それに対しては何も言わなかった。 今考えたら、よくもまあ、こんなこと言えたもんだと思う。 ダーリンは、「大丈夫だから」と繰り返していた。 来週になったら、検査薬が使えるから、それまでは様子を見よう。 ただ遅れてるだけかもしれないし。 「私が、東京から帰った次の日に、すぐに病院に行けば間に合ったのにね」 モーニングアフターピル、まだ使えたはず。 確か72時間以内。 すぐ生理になると思ってたから、行かなくても大丈夫だと思った。 「ごめんね」と言うと、「圭のせいじゃないから」とダーリンは言った。 「もし、大丈夫じゃなくても、側にいてくれる?」 私は泣きながら聞いた。 「うん、ずっと一緒にいるから。大丈夫」 ダーリンが泣いてることに、私は自分が泣きながら気が付いていた。 そりゃそうだ、ここまで私が泣くんだから、 さすがに楽天的なダーリンだって、不安になるだろう。 避妊失敗した時の「大丈夫」はほんとに楽天的に言ったのかもしれないけれど、 少なくとも今日は、「大丈夫」と言い聞かせてるみたいだった。 ごめんね。 私、ダーリンのこと、幸せにしてあげるつもりだったのに、いっぱい泣かせてるね。 ごめんなさい。 少し落ち着きたくて、今度逢う時の話をした。 20日はプールに行って、花火を見て。 21日は、ダーリンの希望でハンズかロフトをぶらぶら。 8月も、お泊りできるかも、という話もした。 9月は逢えなくてもいいから、10月13,14日は逢いたいと言った。 ちょうど一周年の日は、連休だ。 じゃあその話も、またちゃんとしようね、とダーリン。 今回のことが片付いたら、ゆっくりね。 電話を切るのが嫌で、もう少し話したいから、私からかけなおすと言ったのに、 ダーリンは、「駄目」と言って、そうさせてくれなかった。 とにかく、私もダーリンも、まだ半泣きだったので、明るい話をすることにした。 ずっと前から聞こうと思ってて、結局聞いてなかった、 ダーリンの携帯、着メロは何?という話。 緑水のCMソング、シルヴィ・バルタン「あなたのとりこ」が、私専用の着メロらしい。 タイトルは教えてくれなかったから、今、自分で調べた。。。 私はもうここ何ヶ月か変えてなくて、ダーリン専用はMr.children「君が好き」。 ダーリン、ミスチル知らないんだよね。。。 でも喜んでた。 タイトルがあからさまだからだと思うけど。 そんなこと話してるうち、涙は引っ込んだ。 落ち着いてきた。 ダーリンも眠そうだし、そこで会話を終了させる。 「また明日もメールするからね」 ダーリンはそう言って、電話越しにキスをしてくれた。 ****** 14:20 ****** そしてそんなことを話した翌日、今日9日。 今、生理がきた。 幸せだ。 お腹痛いし、腰は痛いし、気分は悪いし、ご飯も食べられないけど。 幸せだ・・・。 お騒がせしました。 色々書き込みありがとう。 ダーリンと、避妊のこと、もうちょっと話し合おうと思います。 ダーリンも、ちゃんと勉強すると宣言してくれたし。 それを手助けするのは私の仕事。。。 私のため、ダーリンのため。 それから、何年か後になら、必ず歓迎できるであろう、命のために。 |
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