アイのカタチ。 | ―大好きな貴方へ― |
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― 一緒に暮らそうね。 ―
大学卒業したら、一緒に暮らそうね。 ダーリンは、時々そんなことを言ってくれるんだけど。 以前も書いた通り、私はそんなこと、できないと思う。 これって、はっきりさせとかなきゃいけないのかな。 理由はいつだったか書いた通り。 親の説得、お金の問題。 あと1年と半年で、片付くような問題じゃないし。 この前逢った時も、泣いてる私を抱きしめて、ダーリンはそう言った。 ダーリンはわりとドリーマーだけど、私はかなり現実的な女だと思う。 だから、ダーリンみたいに考えられなくて。 ダーリンのそんな言葉を聞いて、私はますます泣いてしまう。 ダーリンは、私がどうして泣くのか分からなくて、おろおろする。 ごめんね。 ごめんね、ダーリン。 ちゃんと言わなきゃね。 好きだけど、まだ一緒に暮らせないんだよって。 幸せになりたいから。 もう少し・・・、なんて言える時間じゃないか。 あと4年。 待っててほしい。 絶対、ダーリンのこと、幸せにするから。 |
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