七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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テレビのCMを横になりながら聴いていたら、突然思い立ち、10分で支度して、座席の予約して、映画を観に出かけた。 ギリギリセーフ。
絶対泣く自信があったから、泣きたかったから観に行ったんだ。陳腐な言葉だけどものすごくじーんとくる映画だった。 やっぱり観てよかった。
野田さん、以前はナラタージュで主題歌を作ってた。あの映画も雨。なぜか雨が似合う音と声。 私の苦しい思いも、雨と一緒に洗い流してしまえ! 葉山先生のことも忘れない。泉ちゃんは元気かな・・・。
昨日、息子を朝送り出し、少し横になったら夢を見た。なんの夢かは忘れてしまったけれど、起きてから号泣した。
最近、母の実家である群馬で過ごした夏のことをよく思い出す。 私にとって初めてのコーラも電気ポットも握り寿司も、全部群馬の田舎だった。 群馬の家には女の子の子どもがいなかったから、おじさんには娘のようにかわいがってもらった。 おじさんの自転車やバイクの後ろ、車に乗せてもらって、スーパーに買い出しに行って、ソフトクリームを食べさせてもらったりして 楽しかった。
翔ちゃんが群馬で夏休みを過ごしたエピソードが、私との共通点のようでうれしかったことも思い出した。
同時に、新しいもん好きのおばちゃんが、実家で唯一私にいろんなものを見せてくれた。 私が雑貨好きなのも、こっそりハイヒールを履いたりマニキュアを塗ったり、インテリア好きなのも、 おばちゃんからの影響が大きかった。
群馬のおじちゃんも、実家で過ごしたおばちゃんも、二人とも今年他界した。
おばちゃんの納骨のことでイトコから連絡が来るはずだったのに、全然来ないまま、私も電話ができないままでいたから、 昨日私から電話した。
イトコのお姉ちゃんは、おばちゃんの義理の娘。おばちゃんが後妻になった頃、あの家の姉妹たちは微妙な気持ちで いたんだろうと、小学生の私でも察しがついた。 昨日、「お父さんが取られちゃったみたいな気持ちだったこともあったりしてね」と言ってた。 おばちゃんは私のことを娘のようにかわいがってたと思う、とも言ってた。 納骨は8月にごくごく身内だけで済ませたそうだ。今もおばちゃんの遺品を片付けている。
心を無慈悲にしないと片付けられないものもあるから、片づけをして家に帰ると具合が悪くなってしまうとも言っていた。 お姉ちゃんも姉妹もそれぞれ、みんな病気を抱えているから、自分に無理をしないように少しずつやってると笑っていた。 そして、おばちゃんの形見のアクセサリーを私に贈るからと言ってくれた。
おじちゃん、おばちゃん、ありがとう。
天気の子でボロボロ泣いて、凪ちゃんで泣いて、セミオトコで泣いてる。 泣きたかったんだよ。
昨日息子が、家の前でクワガタを見つけたので、そっとつかまえて木にとまらせてあげた。 手乗りクワガタもクリア♪とってもかわいいクワガタちゃんだったよ。
セミ男ならぬクワ男が現れないかな?なんてツイに書いちゃったよ。(笑) クワ男役は有岡くんでお願いします、って。でも細身のシュッとした子だったから、もしかして中島裕翔くんあたり? 贅沢は申しません。(^_^;)
うぅ、まだセミオトコの残骸の涙が出てる・・・。(-_-;)
追記。
イトコのお姉ちゃんは、私はあの実家で大切に育てられてる子だなと、初めて会った時から思っていたらしい。 ひとさまには内情はわからないし、そういう恥を外に出すのをめちゃくちゃ嫌う実家の人々だったから、 そう見えたのかもしれないとは思う。凪ちゃんや慎二くんの親のように、ね。
子どもの頃の私は、大切に育てられ楽しいこともたくさんあったはずだ。今はつらかったことしか思い出せないけど。 あの家を壊す時、思い出すのだろうか?後悔するんだろうか?でも私ももう踏み出したい、これから新しい私を生きたいんだ!
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