七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2011年11月12日(土) |
やっぱり現実は厳しい |
息子の受験の日。
親は付き添いに行っただけで、ひたすら子供たちの試験の終了を、寒い体育館で待つしかない。 受付で手続きしたら外出してもかまわないそうなので、風邪を引かないためにも、 旦那と外に出た。
バスで駅前に行って、まずあったかい飲み物でひなたで暖を取り、ある程度あたたまったところで、 今度は歩いて高校まで帰った。ここに来てまでウォーキング。しかものぼり坂がだらだら続くので、 けっこう負荷がかかる。1.5キロほど歩いて高校に着いた(実は帰り道も歩いたので3キロ超(^_^;))が、 戻り時間にはまだ30分近くもあるので、近くの公園のベンチで、旦那は一休み。私はいつものクセで四つ葉さがし。
日を浴びてからだもあたたまり、体育館に戻ったら、子供たちの試験もすぐ終了して帰ってきた。 が、息子たちの一団がなかなか帰ってこない。なんかトラブルでもあったのかと心配になる。
息子が冴えない顔をして帰ってきた。手はものすごく冷たくなっていた。
合否結果はまだ先だが、息子の話を聞く限り、合格は0%だろう。 試験も面接も「できなかった」そうだ。私は「一所懸命頑張ったからいいんだよ」と 息子の冷たい手をぎゅっと握った。
以下は、過去の栄光だ。どうか悪気なく読んでいただきたい・・・。
思えば、旦那も私も、成績だけは優秀だった。旦那は県でトップ、国立卒だったし、 私は高校で学年トップになったこともあるし、短大では学部代表に選ばれて卒業証書をいただいた。 とにかく勉強面では、努力はそれなりにたくさんしたが、苦労もなく生きてきた。 勉強をできない人を、心のどこかでバカにしてたし、それがわかる人には伝わっていて 陰で嫌われていたし、私はその人すら相手にもしていなかったから、向こうは陰でむちゃくちゃイラついていたらしい。 当時は努力さえすれば勉強なんてできるって思ってたから、みんなどうして勉強できないのかすら理解できなかった。
勉強できない人の気持ちもわかりなさい。 神様がそう教えてくださったのだろう。あたたたちに足りないのはその気持ちだよ、と。 息子はそのことを伝える使命もあって、私たちの子供として産まれたのだろう。
とりあえず息子の受験は終わった。ある意味ほっとしたし、後悔はしていない。 息子の人生の経験のひとつになればいい。(本人はもう忘れたいみたいだけれど(-_-;)) たぶん100%合格はないと思われるので、あとは、特別支援学校に入る手続きを踏むだけだ。
今日はピーちゃんが旅立ってから、ちょうど4週間目の土曜日だった。 もうすぐ月命日だね。この1ヶ月間、見守ってくれてありがとうね。 そのうちお墓参りにも行くからね。ウォーキングがてらの神社のお参りも続けるよ。
いつか運動会で出逢ったおばさまが言っていた言葉、「これからどんなふうに成長していくのか 楽しみじゃないですか〜!!」 そうだね、先の人生なんて、どうなるかなんて誰にもわからないもんね。 息子がどんな高校生になって、どんな社会人になるのか、楽しみにしておこう・・・。
↓一生懸命コスモスの花の蜜を集めるミツバチさん
↓シロツメクサではなくて、モモイロシロツメクサかアカツメクサ(葉っぱが大きい)だけど 一応99個めの四つ葉(^^ゞ
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