七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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どうにか終わった・・・。 いや、いろんな思いがめぐった日でもあったのだが。
徒競走でいつもビリの息子。息子は自分でもよくわかっていて、遅いから走るのを嫌がる。
案の定やはりビリを走って、旦那の前を通過した時、旦那のそばにいた人が、 「やっぱり特学のクラスの子ね。かわいそうに・・・」というような言葉を発したようだ。 旦那は心の中で、「そう言う奴の方がよっぽどかわいそうだろ」と、憤慨したらしい。
私はママ友と一緒で、旦那のいたところから少し離れた場所で見ていた。だから直接その言葉を 聞いたわけじゃない。 でもたぶんその場にいたら、「あの子の親ですけど何か?!」と振り返って言っていただろう。 収拾がつかないくらい、泣き怒りまくっていたかもしれない。
特学の子だろうが健常児だろうが、運動能力はその子その子で違う。 息子と同じクラスの子だって、俊足な子は何人もいる。
保育園時代の運動会の息子を思い出す。いつも泣いていた。こわい、いやだ、うまく出ない言葉の代わりに泣いていた。 私はひっそりと隠れるように見ながら、精一杯涙をこらえて見ていた、毎回。 たどたどしい足取りで歩くように走った2歳児クラスの息子が、卒園する前の年の運動会では、 走っていた。息子が走った。それだけでうれしかった。
こういう想い、人って経験しないとわかんないんですよね、やっぱり。 「かわいそう・・・」 今日もまたそういう思いにさせられる言葉を聞いた。
とりあえず大きな行事がひとつ終わった。息子は息子で頑張った。 母も母で頑張ったつもりだ。
↓今日のお弁当はオムライス風。(ゆうべのハンバーグのデミソースを活用)
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