「佐々木公園ってさ・・・」と、突然言い出した息子。それはもしかして
「代々木公園」の間違いじゃ・・・？(-_-;)
はんにゃの金田と同じ背なのに、金田よりも全然細い息子よ。

そんな息子も１５歳になった。産まれたあの日からもう１５年経つのか。
仮死無呼吸。
忘れようにも忘れられない、感動にはほど遠かった、分娩台の上でのつらい涙。

心療内科に行ったら、たまたま赤ちゃん連れの人がいた。おばあちゃんらしき人が
うれしそうに赤ちゃんをあやしていた。
かわいくて幸せな光景。私は複雑な気持ち半分で、遠目に見ていた。

バースデーケーキを買って帰った。いくつになっても喜ぶ息子。「そんなものいらねーよ」とは決して言わない。
それは他の子とまったく違う意味で幸せなことだ。
少なくとも病んでいる私にとっては。言葉や空気に敏感な私のために産まれてきたんだとも思う。

あの日生き返ってくれてありがとう・・・。

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