七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
DiaryINDEX|past|will
午前中本当は一つ用事を済ませようと思っていたのだが、午後学校で面談があるため、 体力を温存しとこうと、お昼近くまでふとんでゆっくり休んだ。
久々にどうにか行くことができた学校。息子は面談の間、隣の教室で別の先生とゲームをしていた。
学校での息子の様子を、先生からうかがった。自信がないと大人にきいてからでないと なかなかできないところがあること。でも穏やかで素直で時々ひょうきんなところもあって、 優しいお子さんですね、というようなことをうかがった。
家でも最近、お皿を運んだりなどの手伝いをしたり、少しずつ自分でできることも増え、 ずいぶん助けになってくれていると、私は答えた。 今まで人前では一言も言ったことがなかったと思うが、先生の前で、「親バカですけど、 穏やかで素直な子なんです」と言った。
久しぶりに息子と一緒に帰宅するのは新鮮で、買い物も楽しかった。 体調の悪い中、学校の面談に自分が行けたということが、本当に自分でも肩の荷が下りたというか、 ほっとしてラクになった。
またホットケーキを食べたいというので、残っていたイチゴとホイップクリームを使って作った。 その後も、テレビを見てたらおいしそうなポテトが出てきて、突然ふかしポテトにバターをつけて 食べてみたり。残ったうどんの汁に、ご飯を入れておじやにしてみたり。 なんだか好きなようにちょこっと作って食べるっていう自由さが、ラクでいいなぁと思った。
気持ちがラクになれるのがいちばんだと思う。
実は昨日、録画したドラマを見ていたら、出産のシーンが出てきたのだった。 もう14年も経っているというのに、私はいまだに出産のシーンを見ることができない。 思い出したくない記憶の一つだ。看護師さんの「それじゃ赤ちゃんが苦しくなっちゃう」の声。 仮死のまま生まれた息子。泣き声のしない分娩室。ごめんね・・・って泣いた私。 お医者様たちのあわただしさと緊急度。あの記憶はたぶん一生消えないだろう。乗り越えることも たぶんできないんだろう。 何年も何年も、あの出産を悔やみ続けた私。息子のしょうがいを受け止めきれずに 趣味という現実逃避を続けていた日々。
でもこのところやっと、そのまんまの息子を受け止めて、かけがいのない存在だと 心から思えるようになった。だから、先生の前で親バカぶりを出してしまったのだけど。 息子が私たちの子供として生まれてきてくれてよかった・・・。
からだの調子はよろしくないけど、こころの状態はかなり平和になってきていると思う。
↓ホットケーキ(今日は1段のみ(^_^;))。まだホイップクリームが残ってる(^^ゞ
追記。
↑とはまったく関係ないけど・・・木村カエラがうたってるドコモのCM、 ♪あげたそうめん、ミルクとそうめん♪としか聴こえないうちの家族(私含む(^_^;))
|