七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2008年04月17日(木) |
心療内科で、なんやクタクタになってもーた。 |
このところ、ちゃんと鉄剤も飲めて、春の写真撮ったりして、けっこう外も歩けるようになって、 だいぶ回復してきたかなって思いつつ、カウンセリングでは元気に話したのに。
診察を待つ間に入ってきた一組の親子。赤ちゃんを抱いたパパとママの姿を見たとたん、さっきまでの私は いったいなんだったの?!ってくらい、崩れ落ちた。涙がにじんで、真ん前にいる親子を正視できずに、 横を向いて涙をかわした。それでも止まらなくて涙をふいた。 受付の人に「もう次ですか?」と確認して、この後だから我慢しようと、頭を抱えながら下を向いて、 必死に耐えた。
私のいちばん弱いもの、傷を広げるもの、思い出させて苦しめるもの、それはこういう親子なのだ。 子煩悩そうなパパが子供を抱いてあやしている。ママは子供をパパにあずけて、特に血相を変えてるわけでもなく・・・。 ここは小児科じゃないんですけど?って言いたいくらい、いったいこの中の誰がこの科に用があるんだろう?って 思ってしまうくらい、私にはわからなかった。
ふつうに考えれば、その赤ちゃんも健常児だよね。優しそうに見えるパパ。落ち着いたママ。 その赤ちゃんが息子に重なるだけじゃなく、その家族が自分たち家族に重なり、その上その赤ちゃんが、 自分が赤ちゃんだった頃(もちろん記憶はないけど)に重なる。 なんで何もかも人と違うんだ?私。こんな平凡な光景求めてるのに、どうして私はまったく違う人生歩んできたんだ? あんたたちにわかるか?!って叫びそうになるのを我慢して、診察室に入った。そしてその親子の姿がきついと、 半べそをかきながら先生に言った。
本当は今日、保護者会だったから、お医者さんの帰りにちょこっと顔を出すつもりでいた。 でも・・・また人が怖くなった。電車に乗ってる時も、ぎゅっとカバンを握り締めて、駅に着いてもバスに乗るのが怖かった。 タクシーに乗って帰ってしまえばよかったのに。 学校の前を通り過ぎ、誰か知ってる人の姿を見るのが怖くて、当然学校近くのバス停では降りられず、 結局駅まで行ってしまい、あわててコンビニに飛び込んで、おやつとか最低限のものを買って、逃げるように家に帰った。
おともだちに電話して、今日の保護者会のことだけじゃなく、いろんなことを話した。 そうだね、妹もきっとおんなじ想いしてるよね。たぶん妹が鬱になったのだって、私と同じ理由が絡んでると思う。 家族と上手く行ってないのだって、私が妹だったら当然だと思う。だって・・・他の人が知ってて 妹だけが知らないなんてこと、私だったら絶対嫌だもの。家族を人を誰も信用できなくなると思う。 妹・・・頼りないけどおねーちゃんはここにいるよ。いつかいつか会おうね。
クタクタになったけど、明日はまたシンガーやりに行く。 明日は明日の私。うたう時は別人になる。中ちゃんみたいに、私も音楽に支えられて生きてきたから。 明日はまた、ちょこっとだけ自作の曲(1フレーズ)をうたう予定。あいこの曲、どないしよー。 その時浮かんだ曲を、1コーラスだけうたってみる。歌詞浮かぶかなぁ・・・?(^_^;)
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