七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2007年12月30日(日) いろいろイタイ。(暗いので近寄らないでください)

朝起きたら、腰が痛くなっていた。腰が曲がらないほどではないけれど。

スーパーに行ったら、心臓がバクバクして、買い物を済ませた後、マックに入ってホットココアを飲んで一休みした。
家に電話して、買ったものを持ち帰ってもらって、私はココアを飲み干した後帰宅した。

心臓バクバクの原因はわかっている。スーパーにはお正月のものばかりで、私はふつうに夕飯の買い物に行ったのに、
鍋にして年越ししようと思ってたのに、全部お正月仕様。そしたら焦り出して心臓のバクバクが止まらなくなったのだ。
その上に貧血が重なったんだと思う。

マンションのエントランスで、管理人さんに挨拶された。「来年もよろしくお願いします」と。
私はとても会話できるような状態ではなかったのに、「よろしくお願いします」と言葉を返した。
たとえどんな時でも言葉は返したい。私にとって言葉は重いんだと、自分自身で気づく。

リビングでは、先日録った映画が流れている。東野圭吾の。暗い・・・。彼のことはよく知らないが、
暗いのが多いと思う。「ガリレオ」は福山と柴咲コウだし、月9だからああいうおもしろさが出たんだろう。
たぶん2時間枠だったら、もっと暗い話になってたと思う。
暗い暗いって書いて申し訳ないけど、もっと奥が深いのは私自身でもよくわかってるけど、やっぱり暗い。
さんざん暗くて重いのを味わってきたから、こういうのはわざわざ見たくない。東野さんには申し訳ないけど。
東野さんにもきっと、何かあるんだろうな・・・。いや、モノ書きになるということは、それだけできっと何かがある、と
私は勝手に思ってる・・・。

この映画にはうちのマンション在住の俳優・Aさんも出てた。息子が「なんでここにいるの?(でてるの?)」と
しつこく言うので、「Aさんち行ってピンポンしてきいてくれば?」と冗談混じりに私は答えた。(-_-;)

差別されるのは嫌、か。差別のない国に行きたい、生きたい、そんな気持ちは山ほど味わった。
どこに行ってもきっといろんなことがあるんだ。だからみんな死ぬことに逃げずに頑張ってるんだ。
この主人公が背負ったものも、私が背負ったものも、他の人が人知れず背負ってるものも、きっとそれぞれ重くて、
それでも頑張ってんだ、きっと。逃げても逃げ切れないんだ。
蒸発して死んだオヤジ、今そばにいる?聞いてる?アンタのせいで私たち家族はバラバラになった。
その事実は消えないし逃げても変わらない。恨んでも泣いても変わらない。
実家の父母が私をちゃんと育ててくれたのは、自分自身がいちばんよく知ってる。
でもオヤジが逃げたことは変わらない。泣いて少し軽くなることもあるけど、傷はなかなか癒えなくて、いまだに苦しむ。
でも逃げない。私はここにいる。だからオヤジも見守っててくれ。

いちばん痛かったのは腰だったのに、それ以上のものを思い出したら、痛みが遠のいた。

昨日買ったパピルスにも、東野さんの連載が載ってる。いつか読めるかな・・・。


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