七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2007年10月25日(木) 何度も何度も涙がこぼれた日

カウンセリングでまた泣いた。いろんなこと話して、その後、待合室でまた泣いて、疲れ果てて少し寝た。
診察の先生には「うたは続けなさいね」と言われた。
「あなたはいろんなことに気をつかい過ぎてしまうから、疲れちゃうのよね。なるべく自分がラクになれるように、
 自分の身を置きなさい。人に気をつかうより、もっと自分を大切に思っていい。そのためにお金を使うのは、
 必要経費だと思いなさい」と。

待合室は、相変わらず親に付き添われた人がいた。私だってついてきてもらいたいくらいなのに。
パニック起こしそうになる自分とたたかってるのに。いつもいつも一人で耐えてる。
親に付き添われた人は、ごくごくふつうに親と話してる。そこでそんくらい話せるなら、一人で来い!!
いつもそう思ってしまう。

心療内科を出た後、お昼を食べていたら、急に涙があふれ出しそうになった。
必死でこらえて食べた後、レジを済ませてトイレにかけこんだ。誰もいなかったから泣いて流そうと思ってた。
そしたら、またトイレにまで人を呼び入れてしまったのか、次から次へと人の気配とドアの閉まる音。
泣けなかった・・・。ここでも我慢してしまった。

駅に着いてバスに乗ろうとした時、またヤバイと思っていた。電車に乗る前から動悸と疲労が激しくて、
バス停ではもうバスを待っていられないほどだった。なのに我慢して並んでいたら・・・
列の後ろの方に、特学にいるような子と親が並んでいるのに気づいてしまった。
最近、子供が声を出していなくても、親の姿と話し方を見るだけで、そういう親子だとわかるようになってしまった。
今日は三組出会った。そのうちの一組が、バスの列に並んでいた。

精神状態が悪いと、療育病院のようなところでも私は具合が悪くなる。前回初めて入った療育病院でもそうだった。
健常児ばかりのところでもダメ、しょうがい児ばかりのところでもダメ、どこにいてもつらくなる。
そういう姿はどちらも受け入れられなくなって、苦しくなってしまう。

ヘルパーさんのところに用があったので、息子をお迎えに行くことになっていた。
最寄のバス停でバスを降りたとたん、涙があふれ出した。もう動けなくなっていた。
ヘルパーさんに電話して、結局私のいるバス停まで、息子を連れてきてもらった。二人を待つ間
何度も何度も涙がこぼれた。息子の姿が見えるやいなや、やっと止まった涙がまたあふれ出した。

もうこういう日は、何を見ても聴いてもダメ。泣く。そういえば妊娠中はずっとこうだった。
夕方、息子と帰りながら、まんまるの月を見て泣きそうになった。
さっきも、「みんなのうた」の1曲を聴いて泣いた。

薬を飲んで早く寝るしかない。精神状態が不安定だけじゃなく、からだもフラフラだから。


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