七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
DiaryINDEXpastwill


2007年10月20日(土) 一日息子のお相手

旦那が休日出勤だったため、午前中から息子「どっかいこう」攻撃。(-_-;)
どこどこ行ってあれ見たい、とか欲しいとか、自分の中でコースをある程度決めてる息子。
今日は「プラレールをバーンってこわすかいじゅうがほしい」と。先日歯医者の帰りに、駅ビルのおもちゃ売り場で見た
怪獣がずっと気になっていたようで。(-_-;)
とあるデパートのおもちゃ売り場で、ゴジラを買いました。いや、息子のおこづかいで買わせました。
自分のお金になると、「たくさん買ったらおこづかいすぐなくなっちゃうよ?」と言うと、
よく考えて二つ買うのをやめたりするようになりました。ゴジラ、どうやらヘルパーさんとこでゴジラと遊んでるらしく、
その影響で、一回り小さいけどゴジラが欲しくなったようです。

その後、行くとこ行くとこ、引っかかる!!どうしても母が行きたかったソニプラ(現プラザ)に行って、
aikoの髪ゴムと同じシリーズのカラーゴムを買おうとして探したら、なかなかなくて、
ふと見たところの一角にあった!!しかも、ネットで購入しなくても市場にまだあるじゃんよ?!
売ってる価格も知り、やっぱりオークって私向きじゃないかもなぁと、あらためて思いました。
いくらaiko愛用のヘアゴムでも、いくつもあってもしかたないので、ゴムが切れた時用の、同じ色が入ってるゴムだけの
シリーズを買いました。
だってゴム切れたら、あのかわいいクリアなパーツがなくなっちゃうもん。

でもあのゴム、割とカンタンに伸びるというか切れそうになるみたい。(^_^;)
ってか、私の髪のまとめ方が強引だから?そんなに引っ張った覚えはないんだけど?(^_^;)
だから切れたら、その分をしっかり結んで、パーツで隠そうかとも考えたし。

そんなこんなで私はプラザで30分うだうだして、その間、息子はあっちこっち音の出るおもちゃを鳴らしまくってて、
周囲に迷惑だったかも・・・。(-_-;)うるさくなっちゃうからやめなさい!って言っても、相当音の出るぬいぐるみとかが
おもしろいらしくて、音が鳴らないサンプルがあると、「さっきでたのに?!」と鳴るまで粘ってました。(-_-;)
こういう粘りを、学校でも見せてほしいもんだと、ため息が出ました。でも学校では頑張ってるらしい、息子なりに。

何かを見たあとはすぐ「おやつ」と言い出すので、上の階に行って、新しくできたカフェに入りました。
イマドキのカフェだから、PCも置いてあるネットカフェで、それを気にして眺めていた息子は、
「ユーチューブやりたい!!」とか言い出したので、「うちに帰ってじゅーぶんやる時間あるでしょ?うちでやりなさい」と
母はぐだぐだに疲れながら言いました。息子への説明は、健常児に説明するのの何倍必要かわからないけど、
ものすごくわかりやすいように、噛み砕いて、何かに例えながら言わないと理解してくれません。
それが超疲労感を誘います。

そのまま電車で地元駅に帰りました。息子の隣が空いていたので、少しつめて座るように息子をうながすと、
「席、ありがとうね」とおばあさま。こういう言い方をしてくださると本当にうれしいです。
こういうのが、先日ここに書いた「江戸しぐさ」に入ると思います。
同じ駅で降りたおばあさまは、同じスーパーに入り、売り場でバッタリ会って、「さっきはありがとうね」と
また言ってくださいました。こういう言葉にたまに出合うと、本当にうれしくなります。
ふだん他人には無関心な人が多いから、言葉や態度で傷つくことも多く、私はどんどん人が怖くなってしまってたので。

昨日のような日常から離れた気持ちのよい異空間は、日常に戻るのがつらいくらいの反動をもたらします。
家でも苦しい気持ちになったり、さっきは発作のように動悸がひどくなりました。

「オーラ・・・」で美輪さんが「感謝の心を持ちなさい」的な言葉を言っていたけれど、正直、このきつい日常のどこに
感謝すればいいの?!ってくらい、きつかったです、今日も。
家があって、旦那が稼いで、私には子供がいて、それだけで感謝できるような精神状態じゃなかった、今日も。

でもふと思い出した。息子が小さかった時、まだ歩けなくて、ベビーカーで療育病院に通ってた時、
行きはどうにか、ベビーカーをたたんで息子を抱っこしてバスに乗り、降りる時に片手でベビーカーを開いて、
息子をよっこらしょと乗せて押して行ってました。時々親切なおばさまが、ベビーカーを持って降りてくださったり。
帰りは、途中にあるファミレスで一休みして、そこからひたすら1時間以上ベビーカーを押して歩いて帰宅しました。
まだうちの両親と同居してた頃。まだまだ私も30代前半で、気力も体力も今よりずっとあったから。
そして何より、まだしゃべれない息子に「あれ、何のお花だろうね?」「喉渇いた?ジュース飲む?」とか、
話しかけるのが好きでした。健常児ならとっくに会話できてるはずだけど、言葉がなかなか出てこない息子は、
それでもうなずいたりしてました。
ものすごくたくさん会話したけれど、それは息子の言葉の発達のためだけじゃない、私自身のため。
私は自問自答することが多かったので(今でも多いですが)、息子が話し相手になってくれたみたいで、
本当にうれしかったんです、あの頃。一人じゃないんだ、って。

今もなんだかんだ言って、息子の相手をしてるとか書いてますが、実は息子が私の相手をしてくれてるんだと思います。
最近強く思うんですが、私がどんな人と結婚したとしても、必ず息子と出逢えただろうって思ってるんです。
私の子供として産まれてきてくれたんだと、先日しみじみ思いました。だから、合宿に行ってる間、
初めて泣きました。あの学校に転校して丸4年、息子の不在を淋しく思ったことは初めてでした。

今日も旦那が見たいテレビと同時間に、「べつのがみたい」と言い出した息子。
「こっちが見たいと言うと、必ず他のが見たいって言いやがる」と旦那。この言い方に私、キレてこもりました。
50も過ぎたいいおっさんが、11歳の息子相手に、ものすごく下品な言い方をしてる、そういう光景を見たくない。
こもってまた泣きました。今日夜になってから何度泣いたかな・・・。

結局息子の方が折れて、「じゃ、あれはまたこんどね」と言いました。私がこもって泣いて、泣き顔のまま
後片付けをやっていたので、旦那の息子への話し方は、少しだけ柔らかになりました。
はじめからそうしろよ?!って気持ちでいっぱいの私。旦那は最近、息子は邪魔っていう態度をよくするようになりました。
生意気な口もきけるように成長して、親の思い通りにならないことはたくさんあるけれど、それでも会話は大切です。
旦那はそれが上手くできない人間だってはじめからわかってるけど、それでもうんざりします。

昨日の夜の非日常な時間の後に残るは、合宿の後の荷物。あれだけきれいに詰めた荷物は、
無残にも押し込められてました。息子が入れたのならしかたがないけれど、どうもおばちゃん先生が適当に入れたとこもあるようで・・・。
私、噴火しそうになりましたよ。こころがこもっているかそうでないかは、しゃべり方だけじゃなく、こういうところにも表れますから。

収拾がつかなくなってきました。そろそろこのへんで・・・。


彩音 |HomePage

My追加