七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2007年05月09日(水) |
祖母の一周忌(ものすごい長文でごめんなさい) |
↑その前に。 連絡ノートを読んでいて気づいた。以前ここにも書いたと思うが、私に関わる人には共通の漢字があるということ。 担任3人の苗字すべてに、私についてまわっている漢字があった。二人合わせると、私の実父母の苗字になり、 別の二人を合わせると今の苗字になるのだ。今頃気づいた。しかも私の実父母の苗字の漢字は旧字が使われているのだけど、 おばちゃん先生の苗字もその旧字だということがわかった、今頃。 なぜなら今日の連絡ノートは、おばちゃん先生が書いていたから。 そう思うと、私の歩んできた人生には、私には見えない筋書きがあるように思える。ほんのちょっとしたことで その筋書きは変わるのかもしれないが、だいたいのストーリーは決まっているのかもしれないな・・・そう思った。
本題。 今日の一周忌、なんとか行けた。ギリギリ間に合った。親戚もみんな年寄りばっかりなので、実家の父母と私以外に来れた人は一人。 でもそのおばさまの娘さん(私のいとこの中でただ一人のお姉ちゃん)が、おばさまがちょっとボケてるので 心配して後からやって来た。告別式以来かなぁ、お姉ちゃんと会うのは。しかも、建て替えた後の実家には 一度も来たことがなかったから、私もお姉ちゃんも新鮮な気持ちだった。
お寺でお坊さんと一緒に読経したのだけれど、祖母が元気なうちは毎朝、この読経を空で唱えていた。私が小さい頃からずっと。 それを思い出し、なぜか涙が出た。祖母は実家のトラブルメーカーだったにも関わらず、なぜか泣けた。 父は祖母の読経の声をことさら嫌っていたけれど、私はなぜか子供の頃祖母が唱えていた読経がおもしろくて、 私自身も覚えていた。いろんなことを何にも知らなかった子供の頃を思い出し、懐かしくなったのかもしれない。 子供の頃くったくなく笑っていた自分を思い出して、泣いてしまったのかもしれない。
お坊さんの話なんて、今まで何にも真剣に聴いたことなんてなかったのに、今日はなぜかすっと、話が心に染み込んだ。 お坊さんは菩薩の話をしていた。菩薩は如来より位が下で、現世の人々と如来の橋渡しのような存在で、 すべての人の心には菩薩の心が本来備わっているとの話だった。性善説ってことだろうか? こういう話にうなずくようになった私も、ずいぶん年を取ったということなんだろうな。
実家でお昼を食べてる間、祖母にまつわるいろんな話が出た。 ふつう法事などでは、故人をしのぶ話をするものなのだが、我が家はさまざまなゴタゴタがあったため、 父と母による祖母の暴挙の暴露話になってしまっていた。私も時々その話に説明を加えたけれど、 父母と私の祖母へのスタンスは、やはりちょっと違っているのだと思った。 私は祖母からひどいことをされたことはなく、祖母の救いになっていたのかもしれないなと、ふと思った。 実家に同居していた時、息子の声を聴いて、「子供の声はやっぱりいいねぇ。元気をもらえる」と言っていた。 とんでもない暴君のような祖母にも、ほんの少しの菩薩の心はあったのかもしれない。 父も母も祖母にもう少し優しい言葉をかけていたら、祖母もそれに答えていたら、あの家のゴタゴタはずっと少なかったんだろう。
今日来たおばさまというのが、今私が住んでるところにいちばん近いところに住んでいるので、 ほんの二駅前まで(昨日も行った歯医者さんのある駅)、一緒に帰ってきた。 帰ってくる電車の中で、いとこのお姉ちゃんはずっと私の話を聴いてくれていた。 ↑のような話も、私の生まれのことを知った時のことも、ゴタゴタの中でつらかったことも。 「○○ちゃん(私の名前)もたいへんだったんだねぇ。時々遊びに行くだけじゃ何にもわからなかった」と言ってくれた。 私の鬱も息子のしょうがいのことも知っていて、いろんな話をした。 「でもねぇ、その人にはその人の受け止められるだけのものがやって来るっていうから、縁あって○○くん(息子の名前)も ○○ちゃんの元へやって来たんだよ」とも言ってくれた。 私の存在も、息子の存在も、この世に生を受けたからには意味のあることなんだろう。
お姉ちゃんは私より10歳近く年上だから、「親がボケ始めたショックというものも実感して不安になるのはよくわかる」と 言っていた。 「ついに来たかって感じで、この3月は親のことと息子のことで、ボロボロだった」と私も言った。 お姉ちゃんも言ってた、ほとんどの旦那が何にもやらないのは共通らしい。
お姉ちゃんが心配して途中まで一緒に帰ってくれたおかげで、電車やバスの中でパニックにならずに帰宅できた。 ただ相当疲れていたので、息子がヘルパーさんと帰宅した後、ソファで眠りこけてしまい、旦那が帰宅したのもうろ覚えな状態だった。
私が今日の顛末を全部、抜け殻のような状態で、夕飯の時にボヤくように話したので、旦那にも伝わったらしい。 やっと入って出てきたお風呂の後、私の体調が悪くまた泣き言をひとりで言っていたせいか、驚くべき事態が発生した。 私は洗い物を残したままお風呂に入ったはずなのだが、その洗い物が全部洗われてかごに入っていた。 一瞬、私洗ってからお風呂入ったっけ?と思った。が、違う。旦那が洗ったのだ。
何かにつけて「うちはパパが女」の話をイヤミのように言った成果か?! とすれば、あの「うちはパパが女」も、我が家に役に立ったということだ!!(すげー言われ方だな(^_^;))
人生、忍耐と我慢も必要だけれど、我慢しないで言うことも大切なのかもしれない。 日本人はかつてより忍耐と我慢を美徳とする人種かもしれないが、NOと言える日本人にならなきゃ やっぱりダメなんだろう、これからの人生は。 できれば、その言い方を上手く言えるようになると、もっとスムーズに流れていくのだろうけどね。そこが難しい・・・。(=_=) でもやっぱり私には、「うちがパパが女」のようには言えない。(=_=) 「お皿洗ってくれるぅ〜?」(マネ入ってます(-_-;))なんて、とても言えない。(=_=)
おともだちへ私信:メールありがとう。m(_ _)m途中で寝ちゃって、返信できずにごめんね。m(_ _)m ○○化計画、徐々に進めてみると効果があるかもしれないと実感。 それと今日のヘルパー・なすびくん、息子はにんじんくんより好きなご様子。 それから、私たちの教科書、ドッグカフェが閉店しちゃったから、今度からどこでお勉強しよう? 今月のテーマは「華ありシンプル」?一応目は通したけど、マルシェでのお買い物は要注意だよね。(^_^;) ハグのお洋服がちょい気になってる私も危険。(^_^;)
暗号のような私信、申し訳ないです。(-_-;)m(_ _)m
追記。
明日は心療内科。GW中のできごと&一周忌でのことなどを、できるだけ簡潔に話してこようと思っている。 とりあえずそれが終われば、今週の行事は一段落だ。ハァ・・・なんとか頑張れたか・・・。(=_=)
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