七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年02月08日(水) 本当はつらいこと多いけど。

学童からの帰り道、息子と同い年くらいの男の子二人が、自転車に乗って楽しそうに、生意気そうな口をききながら
帰っていきました。
ごくふつうに育っているだけなのに、それだけなのにうやらましくてたまらなかった。
こんなこと書いたら、「それはそれでいろいろあるのよ」って思われることでしょう。
どう思われてもかまいません。私は単純にうやらましかった。

でも、決して私は息子のことを引け目に思ってはいません。
他の子にはない力があると信じています。人の心の動きを汲み取ることができる子です。

旦那が帰宅した時、私は起き上がれず横になっていました。その姿に嫌気がさしたのでしょう。
怒りは息子に向けられました。その声が、ひどく私の胸を苦しめたのです。
情けないことに、私は泣きました。
すると息子は小声で「おとうさんいやだね」と言った後、「おかーさんとおふろはいる」と
抱きついてきました。
ちゃんと知ってるんです、どうしたら母を癒せるかを。
私の涙の理由が旦那にはわかりません。でも息子にはわかるんです。

他の日記にも書きましたが、旦那と結婚したことは悔やんでも、息子が生まれてくれたことは
決して後悔しません。苦労は尽きなくて、山ほど泣きます。本当はつらいです。
でも後悔はしていません。私を救うために生まれてきてくれたと思います。
お風呂で、ヘタクソな手つきでからだを洗う息子。その横顔を見て、尖った心が癒されました。

ダメ母でも、「おかーさん」と呼ばれることに生きる意味を見出したい、
苦しくてたまらないけど。逃げ出したくなることいっぱいあるけど。
そんな夜でした。


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