七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2005年12月16日(金) 子供も疲れてストレスためこんで、精神安定できないこと多いんだなぁ・・・

先日学童のお迎えの時。保育園も一緒だったちょっとやんちゃな子が、帰宅時間になってもまだ
学童に残ってうだうだしていた。

彼は、保育園時代も学童に入ってからも、「あの子はねぇ・・・」とよく話を聞いていたし、
実際に自分の気分が安定しないので、よく息子も泣かされていた。
ただ、決して悪いとは言い切れない、面倒見のいいところもあった。
彼の両親も確かにちょっと変わっていて、彼ばかりでなく両親もよく話題にのぼっていた。
だから、息子が転校して学童も変わるって聞いた人が、わざわざ電話してきて、
「あそこはあの子がいるんだよ?!」と言ったりもした。

でも私は、親に問題があるかもしれないけれど、彼の母親とはけっこう話をしたし、
私を心配してくれたこともあった。
彼はよく息子を実名で呼び、「○○○ー!オレたち友達だもんなー」とか言ったりしていたし。

その帰宅を渋ってうだうだしている時、彼の口から漏れた言葉。
「だって疲れてんだよー!ピアノと習字と塾行ってるんだよー!」
本当にきつそうだった。初めて知った。一人息子だけど、あのご両親はそんなに教育熱心だとは思っていなかった。
塾は7時からだと言う。確かに息子も公文行ってて、今日なんかヘロヘロで送迎した母だけど、
その目指すところがまったく違う。お受験させるんだなぁ・・・。

彼は学童でもやんちゃで暴れん坊。言うことを聞かず、学童の先生を怒らせたりすることもしばしば。
でもその日の話を聞いて、彼なりのつらさのサインなんじゃないかなと思った。
学童のある先生が「そうやってストレスためこむからよくないんだよ。話してごらん?」と、彼に言っていた。
この先生は、息子に限らず、子供に対してとても優しい。優しいというのは甘いという意味ではなく、
子供の気持ちをくみ取るのが上手くて、指遊びとかいろんなことも教えてくれる素敵な先生だ。

息子も最近、「いま、イライラしてるの!!」と口にするようになった。
さっきは「せっかくだからドラマ全部見ようよ?」とか言いに来た。(^_^;)
       ↑せっかくだからなんてボキャブラリー、どこで覚えたんだろう?(^_^;)
親の悩みの種類は違うけれど、一人の人間を育てることってたいへんなのには、変わりがない。

今日は公文まで送った時、去り際に抱きついてきた。
学校でお兄さんとして1年生の面倒をみているという息子、母がお迎えに行ったとたん、
甘えん坊になる息子。
甘えられる場所は誰にだって必要だよね。たとえ大人であっても。

世界のすべての家族へ。
本当に心休まる場所が、家の中でありますように。自分にも言い聞かせている母。


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