市民展の表彰式に出ることになりました。 奨励賞をもらった人がたくさんいるので、 その代表で私が賞状を受け取ることになりました。
普段、ボロボロの格好をしているので、 まともな服を着たほうがいいよなぁ、などと思い、 お昼、ショッピングセンターに服を買いに行きました。
その時、ついでに本屋さんものぞきました。 この前、マンガ喫茶で読んで以来、気に入ってしまったマンガ。 『のだめカンタービレ』。 その本屋さんでは1〜10巻が並べられ、つまれていました。 値段を見ると一冊390円。 これ全部で4千円。 連載はまだ続くのだろうから、4千円以上・・・。 手が・・、手が出ない。 あぁ、だれか買ってくれないかなぁ、などと思いながらあきらめる。
さて、うだうだと迷いながら服を一着決めて買いました。 そのあと、やっちゃん実家にみーちゃんをあずけて、 表彰式へと向かいました。
表彰式では、市長賞から順番に前に出て賞状をもらっていくのだけど、 上位5賞は、各部門からそれぞれ出てきて、 賞状を渡す人の前にずらっと並んで 一人目以降は「以下同文」でもらっていくという風。 そして奨励賞は、たくさんいるので、 名前を呼ばれた人が順番にその場で立って、 さいごに代表が前に出て賞状をいただくというかたち。 市長賞の人たちさえ、並んでもらっているというのに、 私だけ、ひとりで前にでて賞状をもらいました。 顔が火照りました。
そのあと、講評。 私の絵は「足がダメ」と言われました。 もっといろいろと聞いてみたかった。
家に帰って、やっちゃんに様子を報告。 「商品は何だったの?」と聞かれて封筒を開けてみると、 図書券でした。 「さっ、三千円もあるぅー」と私。 「なんだ、三千円か」とやっちゃん。 三千円。しかも図書券。 マンガが買えるじゃーん!やったぁ。 めちゃくちゃうれしい私でした。
「来年も出品しようかな?」と私。 「来年は入賞しないよ」とやっちゃん。
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