10年少し前 悪魔を憐れむ歌 という映画があった 監督は誰か忘れたが デンゼル・ワシントン主演の オカルトサスペンスで そこそこヒットしたような記憶が なきにしもあらずんば まあその映画のデキはさておき 確か 凶悪犯罪者の悪魔の魂が 犯人の死後他人に乗り移り 犯罪を繰り返したり 周囲の人間に憑依して 主人公を追い詰めていく そしてそれは接触によって 魂はどんどん憑依を繰り返す 主人公が追い詰めても 憑依を繰り返し逃げていく 逆に 主人公の周囲の人間に 次々と憑依して見せて 主人公に魂の存在を確認させたりもする 当然上層部はそんな非科学的なことは信じないし 主人公は孤立していく 確かそんな内容 で 憑依の確証として 用いられたのが 歌 冒頭で処刑される犯人が歌っていた歌 たぁ〜あぁ〜あぁ〜あいむ♪いずおんまいさい〜♪ いえすいてぃい〜ず♪ 日本人にも馴染みのあるストーンズの曲だ確か 憑依された人間が 次々に口ずさむわけだたぁ〜あぁ〜あぁ〜あいむ♪って で 次に憑依された人間がいずおんまいさい〜♪って 何の情報もなく見れば ただのいい大人たちの輪唱に過ぎないのだが 歌によって 憑依が表現されてるってわけだ で 昨年の話をしよう 昨年秋口 この日記でも散々書いたように 私はバカに苛まれていた 仕事ができないのはまだしも 仕事ができないのは道具や他人のせいにするわ 片付けや掃除ができないのを責めると 掃除のコツを教えてくれと言う 挙句 連日の大説教の末に 辞めるといって飛び出した翌日に ひょっこりと 辞めるのを辞めると言い出したり しかもそれを2回繰り返したり 挙句 私がした説教を アイフォンだかアイポッドで盗聴録音し こんなことを言われましたと CDに焼き社長に手渡した あのバカでござい しかし 社長は勿論聞く耳を持たず 見事に バカはクビになり ジ エンド のはずだったのだが 実は まだ続きがあり そもそも 少なくとも私にとって そのバカは衝撃だった 勿論私だって 今までの社会経験上 いろんなバカに遭遇してきたわけで 極力バカに関わらないで生きていこうと思っても 直属の部下なんて関わらないと仕方がない状況においても バカとハサミは使いようよろしく それなりに使いこなしてきたわけで 社会経験の少ない若者ならまだしも まして三十路の人間が ここまで常識がないというのは 驚き以上に よくこれまで生きてこれたという 不可思議 これ他ならないのだけれど さらには 説教すれば いくらバカでも 多少は改善されるのであるが このバカは一向にそれが見られない 同僚やこの日記の読者からも そんなバカはみたことがない というお言葉こそが 私のバカ経験不足ではないことが おわかりいただけるのではないのか だからこそ私は 社長にあのバカのことを思えば 次にどんな人間が入ってきても あのバカよりマシだと思うなどと進言したわけで しかして バカの代わりに入ってきた新人 御年53歳 2件続けて会社をクビになっており 志望動機が 嫁の妹がこの仕事が好きだから などとサイケデリックなことを言い スタッフはもとより上司は全員 あなたより年下ですよと告げると 今までの会社もそうでしたと平然と言ってのける 腐った眼をしている男性 当然 書類で面接で落とされるべき人間なんだが どういうわけか 社長が気に入ってしまった というよりも トランプ占いで どうやら彼 と出たらしく社長のごり押しで入社決定 まあ使える使えないともかく あのバカよりマシではないかと思ったが 自称53歳にはよほど見えず 10ほどサバ読んでんじゃねえか的ないでたち もちろん 高齢がいかん というわけではない 現に私の会社に出入りする業者で 50代60代の人間は山ほどいるし それでもバリバリ仕事を完璧にこなしている人も多い 風俗に行けば その年齢でも未だ現役 若者にはないテクと包容力で愚息も昇天 チンコ衰退気味の私に 未来への希望すら抱かせてくれる しかし がしかしその53歳は何より眼が どんよりと死んでいるのだ 腐った魚のような眼をしているのだ さらに 何より臭い 何が 体臭が口臭が それで仕事ができてくれればまだ救いがあるのだが 当然仕事ができない 仕事ができないのを道具のせいにする 言い訳をする 掃除ができない コツを教えてくれと言う えらそうな事を言う割りに技術が伴っていない 人の話を聴かない 謝らない 返事をしない 説教してもこたえない そう まるで前のバカ デジャブなのだ こんなバカ見たことがない といったそばから 同じバカが入ってきたのだ それだけなら それだけならおそらく どこにでもいるバカなんだろうが このバカ 言い訳の台詞が まんま以前のバカと同じなのだ 一言一句同じで 一挙手一投足同じなのだ 三十路のハゲバカが 53歳腐った魚の眼に 憑依して現われたのだ これはもうおそらく バカがどうこうというより 私が前世でバカと何かあった的な バカの生霊が的な たぁ〜あぁ〜あぁ〜あいむ♪いずおんまいさい〜♪ いえすいてぃい〜ず♪的な バカの魂に 翻弄されておるわけだよ新年早々 現実として その53歳が たぁ〜あぁ〜あぁ〜あいむ♪いずおんまいさい〜♪ って歌いながら私をにらみがら仕事をしている そんな夢でうなされたりなんかしちゃったりして まあともかく その53歳を説教していると 言い訳も前のバカと同じなのだから 説教している言葉も 自然と前のバカと同じになるわけで そうすると同僚からも その言葉前に聞いた気がなんて 嘲笑される始末 同じ台詞を何度も言わなきゃいけない この倦怠感にもまして 私を悩ますのがその年齢 前のバカは世代が近かったので 遠慮なしに説教できたのだが 53歳 嫁も子供もいて 当然ながら私より経験豊富なはず そんなオッサンに対して 説教しなければいけない この物悲しさ お前歳なんぼやねんと 罵声を浴びせなきゃいけない哀しさ うちの会社も 74歳の社長が死んだらもう終わり 先が見えない会社に勤める先の見えない私ですら この大不況下転職市場の冷え込みは 実体験しているわけで いつ私が おっさんの立場になってもおかしくない恐怖 オッサンに説教しながらも その説教が自分に返ってきそうな恐怖 そんな恐怖を振り払うために さらにおっさんに罵声を浴びせてみたり そこまでした罵声ですら おっさんは知らん顔で平然としてやがる なかなかのツワモノ もう 今までの会社 今までの人生で 散々説教されて 説教慣れをしてやがるのだよ 何を言っても 響かないこたえない そら 雪の降る温泉に行きたくなるほど 疲労困憊するものであるのだが 勿論 私とて ストレスは 様々な手で解消しているのだが 最近はチンコが迷走をしており 時間単位でチンコの嗜好が変わりよるわけで そのため オナニーのために 熟女モノからロリものからレズやOL 様々なタイプのAVを準備しておかないと オナニーできない状況になるため 非常に金銭がかかって仕方がなく 非常に費用対効果の悪いチンコであるのだが しかしそれはまだいい 何故ならば AVコーナーで長時間かけて AVを吟味することは楽しいし 名作を発見することもある 自らの手と眼で掘り出し物を探す気分は まるで骨董屋気分 ネット動画では味わえない AVの醍醐味のひとつであろう もしかしたらそれだけで 多少のストレスは発散できてるのかもしれない 危ないのは その内容 精神が病んでくると 見たい内容もマニアックになってくる 満州事変のようなご高齢はその良い例であるが 幸い 私は糞尿モノや暴力的なモノを 愛好するほどのマイノリティではなく 本物の変態からしたら まったくのごまめちゃんなのだが 年末 精神が崩壊しかけたとき 私が好んだのは 淫語・痴語の類のモノ ベスト誉め言葉 ベストけなし言葉 そんな女優たちの決め言葉特集 なんて説明文だけでチンコが激しく反応したのだが ふと気づく 大丈夫だよ なんて言葉は 何も性行為だけに限らず 鬱に対して効果的な言葉であり そんな言葉に癒されている私は やはり鬱的な状態に近かったのだろうと 容易に推測できるのだけれど やはり あはんあはん やかましすぎるのも問題だが マグロなんて論外 性行為は 性器のコミュニケーションのみならず 性行為中であっても やはり言葉でのコミュニケーションも 必要ではなかろうが 挿れたら終わり ではない 挿れて発射したら終わり ではない 全ての女性に告ぐ セックスは チューして 前戯されて 挿入されて 終わりではない その受身の姿勢を改めて チンコ舐めたり タマを舐めたり 乳首を舐めたり 時には耳元で囁いたり そうして元気になったチンコを キュウゥーっとおまんまんさんで締め上げて 辛抱たまらんってなったところで 発射せしめる そこまでが性行為なのだ 男の技術を云々言う前に まず女性から 男に期待するからこそ 女性は男から卑下されるのである 男女平等を訴える前に 男の胃袋を捕まえる前に まずチンコを掴む そんな積極的な女性がたくさん出ている AVに癒されながらの日々 チンコに対して 本気になった女は恐い 時に慈母のような眼差しで 時に悪魔のような眼差しで チンコを弄びながら 男を意のままに操り カリ首を私にぶち込んでと叫ぶ クリとビラビラを激しく舐めてと叫ぶ ザーメンが!! スペルマを!! チンコを!! カリ首が!! ビラビラが!! おまんまんさんを!! あたかも階級闘争をテーマにした前衛芸術のような 淫語のそろい踏みに ふと 気が ついた のだよ あれ この AV そういや 以前 前のバカに 辟易してたときに 借りたっけ たぁ〜あぁ〜あぁ〜あいむ♪いずおんまいさい〜♪ いえすいてぃい〜ず♪ この映画 確か最後は 主人公が死んで 悪魔の魂が 生き残るんだな。
|