も*う*は*う*け*い*じゃ*な*い*か*ら♪
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2009年11月09日(月) 敗北のメロディー

安息
が欲しい
女の子とお風呂に入って
おっぱいを触りながら眠りたい
と思うんだよ
思えば
私は
女性を乳で判断しない
とこれまでにずっと書いてきたほど
乳には固執していないし
どころか
俺おっぱい星人
なんていう男ほど
女性を蔑視しているとも思うし
女性の象徴は乳ではない
ではどこか
そりゃ尻だ
尻なんだよ
大きい小さいではなく
尻には表情があり
わびさびがある
気に例えるなら年輪だろうか
尻にこそその人の歴史があるし
そんな尻を見ていて飽きるはずがないわけで
目の前に
いくつもの尻を眺めながら
酒を喰らう
これ男のロマンであるのだけれど
そんな尻ラブの私が

乳を欲している
急激に
乳を欲している
のは
おそらく
母性を求めているのだろうか
それは
私の精神が疲弊しているのだろうか
それとも
私が幼児退行しているのだろうか
私は今
週に一度
歯科に通院治療中なのだが
そこの歯科助手
やたらと乳を
押し当ててくるのですよ
しかも
何人もいる助手の中で
その娘だけ
私に乳を押し当ててくるのですよ
ピンコ勃ちですよ奥さん
でもね
私だって
チンコは子供でも
その他は立派ではないけど
社会的には十分に大人
押し当ててくる乳を
無下に触ったりはしないし
また
もっと触らせてくれと懇願どころか
お金払うからなんてこともしない
もちろん
そんな
一介の歯科助手が
乳を押し当ててくるからといって
短絡的に乳を欲しているのではなく
そうやって
歯医者のベッド?椅子?に横たわって
下から
乳を眺めたときに
改めて
そのフォルム
その性象徴を見直したわけだよ
ああ
乳って
下から見る乳は
なんて雄大で
なんて荘厳なのかと
手を伸ばせば届くのに
実際は手を伸ばせない
伸ばしてはいけないほどの
見えない法律やモラルと言う名の距離があり
そんなロミオとジュリエット的な
禁断の敗北感的な魅力が
乳にはある
ともかく

急激に
乳を触りたい
乳を揉みしだきたい
乳に挟まれたい
乳に撃たれて
眠りたいぜーオーイエー
乳急募
無料乳急募
どうぞ気軽に連絡を
ともあれ
もう
愚痴るのはやめたいんだよ
と思うのも  
この一週間
バカをこってり説教した挙句
バカは
言ってることがわからない
何故怒られてるのかわからない
などと言いやがるわけで
私の言うことが
理解してもらえない以上
バカに時間を割くことすら時間の無駄で
ともあれ
私が確認したいことは
やる気があるのか否か
与えられた仕事がこなせず
それを私の段取りが悪いみたいな批判をするから
時間と納期を与えて好きなように仕事をさせても
それすらできない
掃除戸締り片付け等々雑用ができない
会社の車をぶつける
正直彼にさせられる仕事がない
私に人事権があれば即刻クビにしたい
そんな状況の中で
それでも我が社で仕事を続ける気があるのか
それでもこの仕事をやりたいのか
それでも努力する向上心があるのか
それでも続けていく自信があるのか
それを問いただしたところ
よくわかりません

君が募集広告を見て
自分で応募してきたんやないか

この会社で何がしたかったんや

よくわかりません

ならもう辞めなさいよ

わかりました辞めます

ほな今日はもう帰って
明日辞表書いて持って来い

ああもう
こんなバカを説教しているヒマがないほど
仕事は忙しいというのに
とんだ時間の無駄である
しかし
それももう終わりだ
ようやく終戦である
勝った
私は勝ったのだ
辞めさせることが私の仕事ではないが
本人にやる気がないなら仕方がない
ようやくバカから解放される
これで少しは尿酸値も改善されるだろう
その日の帰り
私は一杯ひっかけながら
心地いいホロ酔い気分で帰り
久しぶり
本当に久しぶりに安眠で熟睡できたわけで
翌朝
睡眠時間は短いのに
非常に清清しく目覚めた私は
普段食べない朝食なんか食べちゃったりして
ストレスが
ひとつあるのとないのとでは
こんなに違うものか
60分シングルでフルに戦ったプロレスラーって
こんな気持ちなのかなあ
剛竜馬死んじゃったなあ
なんて思いながら
いつものように仕事場で
一服してますと
バカ出社
辞表書いてきたか
と問うと
いえ書いてません

何故書いてこないのか

いややっぱり続けようかと思いまして

いやいやそれならそれで
自ら辞めると言ったのだから
頭のひとつでも下げて
今後どうやっていくのか
決意表明をしないと

やる気の見せ方がわかりません

さらに
やる気はあります
でもクビなら別にそれでもいいです

いやいやいやいや
やる気があるなら
クビと言われないように頑張らないと
やる気はある
でも
クビでもいい
なんて
君はやる気ないんやでってば

じゃあ
クビと言われないように頑張ります

ってそれ今俺が言った言葉やないか
じゃあってなんやねんじゃあって

じゃあどうしたらいいんですか
僕にはわかりません

いやいやいやいや
それはこっちのセリフやがな
と説教したところで
私は悟った
バカには
何を言っても通じない
何を言ってもムダ
おそらく
彼の今までの人生の
彼の周囲にいた人たちも
同じようなことを悟り
相手にしなくなったのだろう
おかげで
バカはさらに増長し
無限ループ地獄に陥るのだと思う
一番良いのは
こんなバカには関わらない
それが一番なのであり
私はもう
最後に社長にクビを進言して
あとはもう関わりたくないのだけれど
そもそも
ウチの社長からして
かなりのツワモノで

キワモノとでも言うべきか
なんせ
自分のポスターを作って売り出したいと
有名でもなんでもないのに言い出したり
自らを神と呼べだとか
そんな人間だから
他人の言うことに耳など貸さず
そんな人間だから
バカばっかり集まってくるわけで
そもそも
何故社長はクビにしないか
という疑問を頂いたのでお答えすると
至極単純
自分が選んだ人間を否定してしまうと
自身の人を見極める能力を否定することになり
自らを神と思うほどの自尊心の強い人間に
それはどだい無理な話で
さらにややこしいのが
実は
ウチの社長は
面接で何も見ていない
ただ世間話をするだけ
それでどうやって採用不採用を決めているのか
それは
占い
それがなんとか占術だとか
画数姓名判断だとか
高名な占い師だとか
ならまだわからないわけでもないが
その占いは
トランプ占い
適当にトランプをえいやっと一枚ひいて
決めている
らしい
つまり
運任せ
こんないい加減な会社で
私は毎日働いているのです
ちなみに
バカ上司が退職したため
私の給料には
新たに役職手当がつくようになりましたが
今までついていた手当が
消滅していました
もちろん何の予告もなく
この会社を
辞めるべきなのは
バカではなく
本当は
私なのかもしれません
ああ不景気でなければ
まずー
しさにー
負けたー
いえー
バカにー
負けたー。



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