安息 が欲しい 女の子とお風呂に入って おっぱいを触りながら眠りたい と思うんだよ 思えば 私は 女性を乳で判断しない とこれまでにずっと書いてきたほど 乳には固執していないし どころか 俺おっぱい星人 なんていう男ほど 女性を蔑視しているとも思うし 女性の象徴は乳ではない ではどこか そりゃ尻だ 尻なんだよ 大きい小さいではなく 尻には表情があり わびさびがある 気に例えるなら年輪だろうか 尻にこそその人の歴史があるし そんな尻を見ていて飽きるはずがないわけで 目の前に いくつもの尻を眺めながら 酒を喰らう これ男のロマンであるのだけれど そんな尻ラブの私が 今 乳を欲している 急激に 乳を欲している のは おそらく 母性を求めているのだろうか それは 私の精神が疲弊しているのだろうか それとも 私が幼児退行しているのだろうか 私は今 週に一度 歯科に通院治療中なのだが そこの歯科助手 やたらと乳を 押し当ててくるのですよ しかも 何人もいる助手の中で その娘だけ 私に乳を押し当ててくるのですよ ピンコ勃ちですよ奥さん でもね 私だって チンコは子供でも その他は立派ではないけど 社会的には十分に大人 押し当ててくる乳を 無下に触ったりはしないし また もっと触らせてくれと懇願どころか お金払うからなんてこともしない もちろん そんな 一介の歯科助手が 乳を押し当ててくるからといって 短絡的に乳を欲しているのではなく そうやって 歯医者のベッド?椅子?に横たわって 下から 乳を眺めたときに 改めて そのフォルム その性象徴を見直したわけだよ ああ 乳って 下から見る乳は なんて雄大で なんて荘厳なのかと 手を伸ばせば届くのに 実際は手を伸ばせない 伸ばしてはいけないほどの 見えない法律やモラルと言う名の距離があり そんなロミオとジュリエット的な 禁断の敗北感的な魅力が 乳にはある ともかく 今 急激に 乳を触りたい 乳を揉みしだきたい 乳に挟まれたい 乳に撃たれて 眠りたいぜーオーイエー 乳急募 無料乳急募 どうぞ気軽に連絡を ともあれ もう 愚痴るのはやめたいんだよ と思うのも この一週間 バカをこってり説教した挙句 バカは 言ってることがわからない 何故怒られてるのかわからない などと言いやがるわけで 私の言うことが 理解してもらえない以上 バカに時間を割くことすら時間の無駄で ともあれ 私が確認したいことは やる気があるのか否か 与えられた仕事がこなせず それを私の段取りが悪いみたいな批判をするから 時間と納期を与えて好きなように仕事をさせても それすらできない 掃除戸締り片付け等々雑用ができない 会社の車をぶつける 正直彼にさせられる仕事がない 私に人事権があれば即刻クビにしたい そんな状況の中で それでも我が社で仕事を続ける気があるのか それでもこの仕事をやりたいのか それでも努力する向上心があるのか それでも続けていく自信があるのか それを問いただしたところ よくわかりません と 君が募集広告を見て 自分で応募してきたんやないか と この会社で何がしたかったんや と よくわかりません と ならもう辞めなさいよ と わかりました辞めます と ほな今日はもう帰って 明日辞表書いて持って来い と ああもう こんなバカを説教しているヒマがないほど 仕事は忙しいというのに とんだ時間の無駄である しかし それももう終わりだ ようやく終戦である 勝った 私は勝ったのだ 辞めさせることが私の仕事ではないが 本人にやる気がないなら仕方がない ようやくバカから解放される これで少しは尿酸値も改善されるだろう その日の帰り 私は一杯ひっかけながら 心地いいホロ酔い気分で帰り 久しぶり 本当に久しぶりに安眠で熟睡できたわけで 翌朝 睡眠時間は短いのに 非常に清清しく目覚めた私は 普段食べない朝食なんか食べちゃったりして ストレスが ひとつあるのとないのとでは こんなに違うものか 60分シングルでフルに戦ったプロレスラーって こんな気持ちなのかなあ 剛竜馬死んじゃったなあ なんて思いながら いつものように仕事場で 一服してますと バカ出社 辞表書いてきたか と問うと いえ書いてません と 何故書いてこないのか と いややっぱり続けようかと思いまして と いやいやそれならそれで 自ら辞めると言ったのだから 頭のひとつでも下げて 今後どうやっていくのか 決意表明をしないと と やる気の見せ方がわかりません と さらに やる気はあります でもクビなら別にそれでもいいです と いやいやいやいや やる気があるなら クビと言われないように頑張らないと やる気はある でも クビでもいい なんて 君はやる気ないんやでってば と じゃあ クビと言われないように頑張ります と ってそれ今俺が言った言葉やないか じゃあってなんやねんじゃあって と じゃあどうしたらいいんですか 僕にはわかりません と いやいやいやいや それはこっちのセリフやがな と説教したところで 私は悟った バカには 何を言っても通じない 何を言ってもムダ おそらく 彼の今までの人生の 彼の周囲にいた人たちも 同じようなことを悟り 相手にしなくなったのだろう おかげで バカはさらに増長し 無限ループ地獄に陥るのだと思う 一番良いのは こんなバカには関わらない それが一番なのであり 私はもう 最後に社長にクビを進言して あとはもう関わりたくないのだけれど そもそも ウチの社長からして かなりのツワモノで 否 キワモノとでも言うべきか なんせ 自分のポスターを作って売り出したいと 有名でもなんでもないのに言い出したり 自らを神と呼べだとか そんな人間だから 他人の言うことに耳など貸さず そんな人間だから バカばっかり集まってくるわけで そもそも 何故社長はクビにしないか という疑問を頂いたのでお答えすると 至極単純 自分が選んだ人間を否定してしまうと 自身の人を見極める能力を否定することになり 自らを神と思うほどの自尊心の強い人間に それはどだい無理な話で さらにややこしいのが 実は ウチの社長は 面接で何も見ていない ただ世間話をするだけ それでどうやって採用不採用を決めているのか それは 占い それがなんとか占術だとか 画数姓名判断だとか 高名な占い師だとか ならまだわからないわけでもないが その占いは トランプ占い 適当にトランプをえいやっと一枚ひいて 決めている らしい つまり 運任せ こんないい加減な会社で 私は毎日働いているのです ちなみに バカ上司が退職したため 私の給料には 新たに役職手当がつくようになりましたが 今までついていた手当が 消滅していました もちろん何の予告もなく この会社を 辞めるべきなのは バカではなく 本当は 私なのかもしれません ああ不景気でなければ まずー しさにー 負けたー いえー バカにー 負けたー。
|