2002年04月20日(土) |
グミ・チョコレート・パイン |
私にコクヨ期はなかった その夜明けは例えるなら イトー期であったかもしれない まあ同じといえば同じなのだが その後 タタ期を経て 回転期には行かず 私の場合 引っ張り期に突入 その引っ張りと緩和 引っ張りと緩和 その連続運動が 次第に今の正攻法 摩擦期に到達したわけで 何の話しって いや自慰行為なんですけどね 女性の場合はどうか知らないが 男性の自慰行為というのは 学校では教えてはくれず 我が子を谷底へ突き落とす獅子のように 男は自力で独力で マスターベーションに辿りつかねばならないのだけれど 基より間違った日本の性教育 マスターベーションの存在すら 知らない少年 大概において 校庭の登り棒 もしくは イトーキとコクヨに2分された 学習机に擦り付ける ちんこに快楽を覚えるわけで まあだいたいこの2種によって 男は自慰のスタートラインに立ち スタート後は 各人各々の開発努力 切磋琢磨によって マスターベーションをマスターすべく 思考錯誤するのだけれど その種は多岐にわたり 己の手によって直接刺激を与える 例えば叩いたり引っ張ったり 回転させたり 何れも荒業ゆえ 主に体育会系に見られる現象と 畳に擦りつけたり 第3物によって ちんこに間接的に刺激を与える その卑猥な体型に脳みそに快楽を覚える 文科系に大別され しかし ある一定時期を過ぎると 自然に 体育会系文科系問わず ペーニスを上下に摩擦ピストン運動させる 正攻法に辿りつき さまよい人は 皆一様にして 同じゴールへと辿りつき 皆その姿を見せ合う事はなくとも 同じ型であることは言わずもがな いわゆる 女性同志の友情よりも 男性同志の友情が深く濃い と言われるのは 実は多感な少年期に 皆一様にして共通体験 同じ戦場を 勇敢に戦い抜いてきたからに 他ならないのだけれど 良い学校に入り良い学歴を作りなさい と教育を受け 学歴を作って企業に入った結果 その目的は達され その後の人生 広がる荒波に悲観し 5月病になり辞めていく新社会人のごとく マスターベーションをマスターしたと思ったら 実はそこがマスターベーションライフの 実はスタートラインで 眼前には 様々に広がる オカズとマシーン それを生き抜くには 頼れるのは己のみで 様々な取捨選択・決定 己自身の責任で行い それは大人になった 証拠なのである。 そして毛が生え そして皮がむけ るはずだったのに それでも 思春期に少年から大人に変わる 壊れ掛けのちんこでも たとえちんこが子供でも たとえ嗜好が赤ちゃんプレイでも 男には おまんまんさんとはまた別に 己のちんこに 人生を照らし合わせ 世の中七人の敵が居るなんて その内の一人は レンタルビデオ屋 だからこそ AVコーナーの男子は皆 広大な荒波に飲み込まれまいと 真剣な表情なのです マスターベーションを マスターするために。 マスターベーションの マスターとなるために。
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