私の生き方
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2001年10月07日(日) 美容院。

今日は朝から美容院なるものに行った。
私は基本的に好きじゃないのだ。美容院。
一応女なのに、あまり好きでない。


なんていうんだろう。


緊張する。
待たされる。
思い通りにいかない。
お金がかかる。
体質に合わない。

…等。いろいろ。。


こんな私は、今まで何十年も母に切ってもらっていた。
なんたって、
早い。
思い通りになる。(ならない時もある)
お金がかからない。
…からね。


でも、ココ1年くらい、思い通りにならず、私がきつく言ったがために、
母の機嫌をそこね、それから一切、私の髪を切ってくれる事はなかった。
だから、しぶしぶ、美容院へ。


カットのみ。
予約なし。
朝一にきたのに、早くもお客さんがいっぱいだ。
それを見ただけで、
『もう嫌ダ。もう帰りたい。』と心の中で拒否反応。
でも、それも言えず、とりあえず雑誌でも見ながら順番を待つ。
2冊のファッション雑誌を見終えたところで、やっと順番に。
まずは、シャンプーから。
お客相手なら仕方がないのだろうが、いろいろと個人のプライベートな事
まで聞いてくる。
『もう嫌ダ。帰りたい。ほっといて!』と心の中でまた呟く。
頭にタオルをしたまま、帰りたくとも帰れない。
仕方なくシャンプー後、また雑誌に夢中になるしかなかった。
しばらくして、
「千葉さ〜ん!千葉さ〜〜ん!」
って店内にスタッフの声が響く。
私の名前じゃないので、振り向かず。
でも、凄くみんなの視線を浴びるな。って思い、顔をあげる。
そのスタッフの人は私に向かって言っていた。

「千葉さん」

私、しばし固まる。言葉が出ず。
違うスタッフが気づく。「その人は違うよ」って。
カルテを見て、「すいませ〜ん!」って一言。
(なんなんだ?まるで私が悪者扱いだよっ!これじゃ!!!)
『ますます帰りたい…。』


そして何事もなかったかのように…
ス「カットはどのようにいたしましょ?」
私「・・・・・・・・・・。」
(おいっ!気まづい空気が流れたぞ!今。)



とりあえず、想いは伝える。
ココはこうやって、こんな風に。
ちょきちょきちょきちょき・・・・・・・・。


出来上がって、でかい鏡を持ってくる。
ス「前髪はどんなです?もうちょっと切りましょうか?」
私「…そうですね。」
ちょきちょきちょき・・・・・・・・。
ス「ま、これ以上切ったらおかしくなるので…。」
私「…そうですね。」
私はまるで、いいとものお客のようなそっけない返事。
もうあまり鏡も見ず、とりあえず一刻でも早く家に帰りたかった。

ス「お会計カットのみなので、¥2625になりま〜す。
  ありがとうございました。」
 
美容院をあとにする。
ひたすら家路に急ぐ。
自転車ごいごいこいで。



家につき、鏡を見る。
『あれ?こんなもんかな?あんまし、行く前と変わってないよね?
しかも、前髪なんか十分オンザマユゲなんですけど…。
高校生の風紀検査バッチシ通るやん。これじゃ!』と思ったのだが、
もう手遅れ。
切ってしまったものは元に戻らない。
文句のいいようにも美容院で言ってない。

だ〜か〜ら〜。。。
美容院は嫌だって言ってたのに。。
これから何処の美容院にしよう?
もう自分で切るしかないのか?
あと伸ばし放題っていう手もある。
でも、ぼさぼさ頭は嫌だな。


P.S お母さ〜ん。。。ごめんね。


RED

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