味を失った角砂糖を舌の上で少しずつ溶かすそんな日々にいつのまにか埋もれていて君の体温を忘れてしまいそう「 」空虚に呟く科白が君に届かないというのなら生きていても仕方ないなあなんて僕は思ってしまうわけでああ薄く淡い色彩の花弁がはらはらと季節の移ろいにまだ 僕は 心奪われたまま