あの感情を一体どんな名前で呼べば良いのか
僕は知らないけど
あんまり響きのいいものじゃないことは確か
もう知らないよ
君の事なんて
なんて
言ってしまえればカッコイイけどね
醜くてしかたない
どうしよう、ほら
背をむけて行ってしまう
もう届かない、伝わらない、でも
君があのとき縋ったこの手に
もう触れるものは無くて、無くて、無くて
待ってくれ、頼むから行かないで
他の奴と腕なんて組まないでくれよ
他の奴とキスなんてしないでくれよ
すれ違う廊下、階段、帰り道
まだまだ陽は高いのに、もう帰ってしまうの?
僕をここにおいたまま?
でも、どうしてだろうね
僕はもう泣けないんだよ