僕の、場所。
今日の僕は誰だろう。
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遠く遠くすでにかすかな記憶に想う 確かにあの時僕は彼女を愛していた 目も霞むような白い日々に彼女と出会ったのははるか彼方 まさかこんな現状が未来に待っているなんて知る筈もなく 経験に乏しいガキといえばそれまでで ただ彼女を想うだけで周りが見えなかった僕は当然の結末を迎え
さてそれでは今の僕がただのガキではないという根拠も論証もどこにもなくて 今のこの確かな想いすらいずれ知らないうちに掠れゆき そんな事もあったよねなんて笑って酒の肴に出来たりするのだろうか こんなにもただ只管に幸せを願う相手がいるというだけで 世界がなんとも輝いて見えたりもしちゃうのにね、なんて
わざと体内アルコール度数を上げてみたりして 酔ったふりして免罪符を掲げてみる
大好きなんだ愛してるんだ幸せにしたいんだ それだけなんだ
君からの言葉を望むわけでもなくただ同じ空間にいたいだけで 見返りなんて求めるわけでもなくただ失う事を恐れていて 社会不適応なこの身体だってきっと彼女を抱き締める事くらいは出来るはずで そうして強がって頑張ってやっと今の僕が立っていられる支えになるんだ
強くもない酒におぼれてみたりして こうして自分勝手に言葉を寄せ集めてる、そんな僕を どうか嫌いにならないで居てくれたら嬉しいななんて思うんだよ
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