とても とても気に入っていました
それは本当なのです
君が別の人の体温を求めたところで
僕には何ら止める権利など無いのだけれど
まあ 良いのです
僕は人を愛する事などできやしないのだから
申し訳ない気持ちで一杯だったのです
だから
なんて接続詞は相応しくはないが
やはり僕は君が大好きで仕方ないのです
甘く幼く儚い世迷言を本気にする程に
先約を振り切って君に会いに行く程に
君の元にこのメロディを届けられないのだとすれば
一体何のための櫛歯だというのだろうか
準備は整った
あとは仕事を片付けるだけ
それで それでまた君の笑顔に会えるのだろうか
僕は些細なチャンスさえ逃したくはないのです
夏の日 ふたたび
愛しい人に一歩近づきたくて