縁起でもない想像を時々繰り返す。それは唐突に人を失う悲しみはもうご免被るからで突き詰めればもし失えば僕は確実に悲しみのどん底に堕ちるであろうそんな君がいるからで。もう誰も失いたくない、なんて我が侭極まりないのだけれど……。