そっと目を開けてあなたの肩が見えてここは駅の構内で私は11番ホームあなたは5番だね背中に回されたあたたかな腕照れくさくて大人しくしていたらあなたは力強く抱きしめてくれていてどうしよう離れていってしまうタンッと軽やかなシューズにこにこと愛らしく手を振って手をどうしようまだ私は何も伝えていないのに大きな駅はこれだから同じ構内に居るのにあなたの姿が見えないよそしてまたひとり家路へ