白んで行く空の色静かに滴る下草の露知らない少女の仕草にぞっとするすんなりと静まった水面下草原のさわさわそっと死にゆく三十五度さざめく波背筋にしっかり差し込んで彷徨い歩く戦場の町視線 したたかに削除 さっぱりと静寂 そそくさと崇拝 ささげ装弾 すばやく作業は進む