さらりと流れる黒髪に見惚れはっとする少し背の高い肩に触れる程度の髪が似合う艶やかに揺れるそっと手にとって口付ける「キレイだな。」驚いた顔それも美しく軽く咎めるような瞳は淡い翠「馬鹿じゃないの」そうかもな、と舌を出して笑う逆光鮮やかに香る眩しくて微笑む口元だけ刻まれる記憶