僕の、場所。
今日の僕は誰だろう。
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僕は君に言ってみた。
「僕は君が好きなんだよ」
君は驚きもせずに返してくれたね。
「どっちの好き?」
うん。 僕も訊いてみたいよ。 「僕はどんな風に君を好いているのだろう?」
少しだけ考えて、僕は君に返事をする。
「Favorite」
君が苦笑をもらした。 「どっち、じゃなかったね」 そうなんだ。likeかloveか、だけじゃないんだ、「好き」というのは。
だって。 likeなんて簡単な言葉で済ませたくない。
それに僕自身、loveだとは思ってない。…はず。
だから僕は微笑む。そして君に言う。
「大好きだよ」
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