心まで奪って
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2001年12月31日(月) 奴隷

R28歳@中下

何も逆らう事を許されず、ただ「はい」のみの世界
擬似ではあるが、脳から感じて行く倒錯の世界。

前回は声も出ない位の衝撃だという。
今回は、耳元で「叫びなさい。」と囁く。
憚りのない叫び声、苦しみの悲鳴。
鏡の中の自分への愛撫、羞恥。

倒錯の最中の自己防衛本能。
自らの腕を引きちぎらんばかりに噛む。
甘美と苦痛に耐える為に、自らの身体に傷を刻む。

「貴方のSEXは夢の中の出来事です。貴方の声だけが頭の中に残って
 います、心地よい声だけが。」

「お前が幾ら離れられないと言っても、私は他の女を抱く。」
「捨てられてしまうかも、という恐怖を味わいなさい。
 そして、それを被虐の糧にしなさい。」

近い将来、捨てられてしまうと分かっているのに、離れられない。
私は奴隷の心を操る、崩壊に向かって。



裏島耕作 |MAIL掲示板心の奥底

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