弱含んでおります。
昨日、ご紹介した 「5/26分割銘柄」も 完全な「寄り天」で、 「終値」で、「上げ幅」を消す展開でした。
「薄氷を踏む思い」とは、 今の「相場」を表しているのでしょうか。
いつ「底割れ」しても おかしくないような状況です。
この悩ましい状況を 私の「掲示板」を見ることで 解決しました。
「taketotakeさん」、 「彦丸さん」の 「ご投稿」が助けてくれました。
結論から申し上げると 「6月第2週木曜日」にある 「特別清算日(SQ)」までに 相当の「売り圧力」があり、
「6月第2週木曜日」までは、 下がる確率が高いということです。
解説を加えますと、
今、現在「信用取引の残高」を見ますと、 かなり「買い残」が多いです。
「信用取引」においては、 「信用で買えば、現物を売る」という 「裁定取引」を必ず行わなければなりません。
この逆もしかりで、 「信用で売れば、現物を買う」という 「裁定取引」を行います。
そして、「SQ」というのは、 この「裁定取引」を強制的に行う日で、 ここで、 「信用での株価」と「現物での株価」の 「差」を埋めます。
ということで、 今、「買い残」が多いということは 「SQ」で、「強制的」に清算される前に 「利」がのっているうちに 「売っておこう」という人が多く、 このため、「SQ」までは 相当の「現物売り」圧力が強まります。
ということで、 「現物売り」が膨らむことは、 「株価」は下がりますので、
「SQ」まで、「株価」は下がるという ように考えられるわけです。
しかし、これはあくまでも 「信用取引」を焦点に当てた 「相場観」であって、 「現物買い」需要が大きければ、 「株価」は上がります。
でも、 「安く買って、高く売る」のが 「株の原則」ですから、
わざわざ「売り需要」が たくさんあるなか、 強引に「株価」を切り上げてまで 「買い」に向かう「筋」が あるのかという 悩ましき「疑問」があります。
放っておいても、 「現物売り」が出て、 「株価」が下がるなら、
泣く泣く「SQ」で、 「現物売り」をさせられ、 「株価」が下がりきったところを 拾うのが、 最も、儲かる「ポイント」ではないでしょうか。
まぁ、「信用買い」している人も 馬鹿ではないので、 「SQ」まで、「現物売り」を しないわけがなく、
どこで、「現物売り」のピークを 迎えるのかは分かりません。
ただ、今は「現金」を持って、 「持久戦」を決め込み、
「泣く泣く売り」が 出て来るのを「待つ」。
「SM」の「S」になる方が 良いと思いませんでしょうか?
【解説用ページ】 良いページかどうか分かりませんが、 「先物取引」「SQ」について 知りたい方は、下のURL http://nikkei.hi-ho.ne.jp/dlj/fo01.html
「買い残高」をご覧になりたい方は 下のURLへ行って http://www.opticast.co.jp/opt/cliphow_f.htm
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