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2010年03月03日(水) イタリ美の奇跡と世界遺産アマルフィの旅(その6)

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 イタリアの旅6日目はローマ歴史地区の観光からはじまり、そして終了する。


朝早くおきてホテルのそばを散歩。先ずは地下鉄とバス乗り放題の一日券をテルミニ駅で購入(4ユーロ)。

観客用の馬車が駅前目指してご出勤。


コンスタンティヌス帝の凱旋門
コンスタンティヌス帝のミルヴォ橋での戦勝を祝い、315年に建造されたもの。3連アーチがあり、高さは28m。
古代から現代までの歴史を見守るローマ最大規模の凱旋門。



コロッセオ
古代人が熱狂た闘技場跡。猛獣と剣闘士がここで戦ったのかと思うと歓声まできこえてきそうだ。奴隷と猛獣がどちらか死ぬまで戦った場所。人間は娯楽の為に残虐なことをしたものだ。



サンタンジェロ城
ヴァチカン市国にあるサンタンジェロ城
ヴァチカンは世界最小の独立国家である。ここにある建造物と美術品は世界最高峰とも言われている。サンタンジェロはかつてはハドリアヌス帝の廟であったが、5世紀要塞に改築された。この城はオペラ『トスカ』の舞台となったところで、「歌に生き愛に生きた」歌姫トスカがこの城の屋上から身を投げた。


テヴェレ川左岸に見えるのはカトリックの最高聖域サン・ピエトロ大聖堂がみえる。


コンスタンティヌス帝はローマで壮絶な殉教を遂げた聖ペトロが没した場所に寺院を建てることを命令。4世紀半ばにサン・ピエトロ大聖堂が創建された。



小学生の遠足。みんなよい子にしていました。




観光客が一度は訪れるトレビの泉。
映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーンが買ったジェラートをこのそばの店で買って食べた。おいちかった!

世界中からやってきた観光客でごったがえす通り。スリも稼ぎ時とばかりに横行しています。


地下鉄とバスの一日券を買って先ずはヴァチカン美術館へ行く。



















この美しい螺旋階段をみてNYのグッゲンハイム美術館の螺旋階段をふと思い出した。


ヴァチカン美術館の無数の美はもう写真に写しきれないほど絢爛。まさに至宝。
ヴァチカン宮殿のほぼ全体が展示室となっていて総長距離は7kmにも及ぶ。16世紀のユリウス2世の時代の美術館としての母体からはじまり、18世紀に一般公開されるようになった。所蔵品のほとんどは歴代法王の美術コレクションである。

続いてヴァチカン美術館の最高峰システィーナ礼拝堂へと向かう。そこにはミケランジェロの最高傑作『最後の審判』と天井画が埋め尽くされている。静粛に、撮影厳禁と守衛が数人みはっていて厳重。世界最高の美術品とミケランジェロ最高傑作を堪能して外へ出た。
そとは激しい雨。
イタリア最後の日にとうとう激しい雨に降られた。雨の中バスに乗りミケランジェロの設計した広場へと向かう。今回の旅の目的の一つ。カンピドーリオの丘へ向かう。


ミケランジェロの設計した階段と広場。


2,500年栄光の歴史が今も残ることに感動する。ミケランジェロ偉大なり。



雨の中フォロ・ローマノの遺跡群をみに。









土砂降りの雨の中、バスに乗りバルベリーニ広場へと向かう。
「トリトーネの噴水」
1642年ウスバヌス8世の命によりベルニーニが完成した噴水である。台座にイルカ像と巨大な貝が配され、その上をトリトーネ像がほら貝から水を噴き上げている。


ローマにはお洒落なカフェがある。ここは映画にも良く出てくるし、マルチェロマストロヤンニがよくお茶しにきたところとか。





こうして私の「ローマの休日」は」春雨にけぶるなか静かに幕を下ろしたのだった。



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