成人式のテレビを見ていると、自分の時のことを思い出した。 テレビの中ではカラフルな振袖を着ている女の子がたくさんいて 嬉しそうに彼女達を見ている母親の姿も映っていた。 私は振袖に全然興味がなく、また母親もそうだったらしく ずっと小さい頃から思い描いていた袴を着せてもらった。 「はいからさんが通る」の映画で南野陽子さんが着ている姿を見て 余計に憧れを募らせていた私は、絶対に!!!と自分の意見を 主張した。 叔母などは「振袖を買って・・・」と言っていたが、母親は認めてくれ 私の思うようにさせてくれた。 ただ母の意見として草履を履くのではなく、ブ−ツを履いた方が良いと 言われ、そのようにした。 高校時代の友人4人で式典に行ったけど、そのうち3人が袴姿。 1人はス−ツ。 ある意味ものすごく目立つ集団だった・・・ だって、その当時も今もあまり袴姿の人っていないし、服で来る人も あまりいなかったので、そのあまりいない人同士が集団でいるんだから。 袴を着た他の2人も私が「振袖じゃなくて、袴が着たい」と言うのに 賛同してくれ、袴にしたと言う。 でも今考えると、振袖も着てみたかった・・・そう思う。 何せ振袖っていとこの結婚式で1度着ただけ、それも自分では持ってないと言う。 でも自分が着たくて着たんだから、大満足ではある。 ちょっと「はいからさん」の紅緒さんになった気分で歩いた3人(笑) もしいつか自分に女の子が生まれたら、やっぱり成人式は袴を着てもらいたい。 なかなか良いもんだし、絶対かわいいもん!!!
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