2001年12月27日(木) |
イメ−ジダウンした好きだった人。 |
働き始めて好きになった人がいた。 4つ上の、薬屋さん。 当時私は病院に勤めていて、彼はうちの病院に薬を卸している人だった。 まだ働き出した私には全てがチンプンカンプンで、緊張の毎日だった。 でも彼だけはいつも受付を通る時、「こんにちは」と言う私の挨拶に 丁寧に私のほうを向いて、頭を下げてくれる。 そんな彼にいつの間に惹かれていった・・・ そんな私の気持ちに薬剤師さんがすぐ気付いてくれ、いろいろしてくれた。 話すチャンスを作ってくれたりなど、私には嬉しかった。 彼は時々眼鏡をかけていて、背の高い人だった。 ス−ツを着ていて、私よりずっとずっと年上の男の人のような気がした。 話をしていけばいくほど、私はどんどん惹かれていった。 でも先輩達には「止めたほうが良い」と言われた。 「何考えてるかわからない人だから」「冷たそうな目をしてるよ」 そう言われた。 でもどうしようもないほど、好きになっていた。 結局彼とはどうもならなかったし、自分の気持ちを伝えても返事すら もらえなかった・・・ 先輩達の言うように冷たい人だったのかもしれない。 だから彼を好きであっても、合コンとか紹介とかしてもらってたし 今の旦那様とも付き合い始めた。 ちょうど付き合い始めた頃、彼の病院移動が決まった。 だからこれで良いのかも・・・正直思った。 でも時々後輩や他の人の変わりに来て彼の姿を見ると、嬉しく思う 自分がいた。 しばらくして何人目かにあたる彼の会社の後輩が、「先輩双子の女の子が 産まれたんですよ−!!!」と話してくれた。 薬剤師さんと真剣に驚いた。 だって、結婚したことすら知らなかったから、いきなり子供の話を聞かされて。 でもすっごく嬉しかったし、幸せになって欲しいと、真剣に思った。 その後私も病院を辞めてしまったので、彼に会うことは全くなくなったし 噂すら聞くこともなかった・・・ が、最近、噂を聞いてしまった。 夜の仕事をしてる友達と過去の恋愛話をした時、その子に「知ってる人かも しれない・・・」と言われた。 お店に来る人に似てるらしい・・・が、どうもシモネタばっか話す人らしい。 あまりにショックを受けてると、その会社の人に連絡をつけてくれて そうだと。 私が知ってるその人はどちらかと言うと、照れ屋さんで話すことすら苦手な 人だった・・・ だから2人で話すことと言えば、いつも彼の好きな車や仕事のことだったり した。 何だか聞いてイメ−ジがダウンしてしまった。 何ともない人ならまだ良いけど、好きな人だったから余計にショックが大きい。 そう言えば、去年同期会であった中学の頃好きだった子も一緒に話してた時 話しだしたので、ビックリしたが・・・ 男の人ってみんなそうなのかな−。 どうせならそのまんまのイメ−ジでいって欲しいのにな−。 それって無理なのかな−・・・ 友達がその会社が新年会でお店に来たらこっそり手伝いに来てね、と言ってたが 「誰!?」って言われるのも嫌だし、言うのも嫌だよな−。 はぁ・・・
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