「遠雷」はやっぱいい。

最近はどこ行く時もBGMはクロダの「遠雷」。

このアルバムは、やっぱいいなぁとつくづく思う。今までに出た3枚のアルバムの中で、どれか一枚だけ選べて言われたら、断然遠雷だな。いや、もちろん他のも好きだけど、遠雷はなんかもう別格の気がする。だって本当にいい曲揃いなんだもん。

一曲一曲に色々言いたい事はあるけど、語りだしたら止まらなそう。そんなわけで総じて言うと、「痛い」気がする。聴いてて、こっちにダイレクトに伝わってくる詞とか声とか、そういうのが多い。今まで、歌詞にそんなに動かされたことってなくて、「歌詞なんてついてればそれでいいじゃん」くらいだったのに、そういった意味では価値観変ったかもなぁ。

痛さNO.1はやっぱトカゲの陽だろうか。歌詞も声も、とにかく痛い。痛いけど、でもそれだけじゃない…って感じが、好き。いやなことだったり、苦しいことだったり、人生そんなのばっかだけど、ほんのちょっとの夢とかあれば、希望持って進めるよ。みたいな感じで私はこの曲を受け取ってます。結構こういう歌作ってる歌手の人って多いと思うけど、でもクロダのすごいとこは、歌詞が真っ直ぐすぎるところ。

「愛する人よ 醜い僕を 今日だけでいい 一秒でもいい
僕を抱いて 強く抱いて 息が止まるほど」

こんなに真っ直ぐ弱い自分さらけ出した言葉って、なかなか出ないんじゃないかなぁと思うんです。これ以上ないくらい飾りっ気ゼロ。そして、弱気になってる時、多くの人が言いたい言葉…じゃないかなぁ。私も、弱気になってる時は心の中ではこう思ってます。なんていうか、人に触れることで安心できる。ただそれだけのことなんだけど、決して口には出来ない。そんな言葉をクロダはそのまま歌詞にしてしまった。

そしてもう一つ、痛さで負けないのがRE-NEGATE DIVE。もともとは「報われない愛」がテーマだったらしいけど、最終的に何故か同性愛がテーマになってしまったこの曲の、

「愛情ムキ出しあって 魂にしゃぶりついて 抱き合おう」

って一説がすごい好きだったりする。まぁ、ここで言う「抱き合う」は明らかにセックスだけど、とりあえずそれは置いといて、「愛情をムキ出す」と「魂にしゃぶりつく」って結構すごい表現だなぁ、と思う。そして、今の私には出来ないなぁ、とも思う。自分の感情をそこまであらわにするって難しくて、勇気がいるもん。人前で泣いたことすらない私には絶対無理だ。だけど、できるものなら人前で自分の感情をあらわに出来る人間になりたい。建て前とか全部忘れて、自分の感情を全部さらけ出したい。そんな私の意志にガツンと来た歌詞がこれでした。

ついでに言うと、クロダ好きの友達二人に上記のようなことを話したところ、二人はこの2曲、痛すぎてあんまり聴けない!!とも言ってました。ああ、確かにそういう人もいるのかもしれない。

あと、Bulldog66好き!!聴いてると元気になる。そしてライブでは必ず盛り上がる曲。

「「常識」クソくらえ
オシリに火をつけて 自分のスペシャルで行けばいい
たまには 大問題! 巻き起こすくらいの
大胆な! 人生もよかろう 最後に笑ったモンが勝ちだ」

この、「とにかく進めー」って勢いが好き。

とにかく、どの曲とっても本当に好き。
2004年03月13日(土)

diary / みきお

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