| 人に成って。 |
先日、成人式を迎えて、その時に小学校の時の同期生で飲んだ。当時のうちの学年の半分くらいが集まったんじゃないかと。で、今のみんなを見て思った。私って、なんだかすごいお気楽な人生送ってるなぁ、と。
成人式当日までは、「何で試験の直前に式なんてあるんだよ〜!!大学生ばっかなんだから試験の時期なり式の時期なり変えてほしいもんだ」と思っていた。でも、実際飲み会に行くと、大学生なんて殆どいなかった。だいたいは専門学校生と短大生と社会人。もしくはフリーター。短大や、2年制の専門に通う子達は、就職活動だなんだで大変そうだった。社会人の子は、「明日普通に仕事あるんだけどなぁ」と言っていた。そんな中、「試験が始まる〜!!」と言う私の愚痴はすごいちっぽけなものに思えた。
私の大学での専攻は歴史。もともとうちの父方の家庭は、みんな大学出で、小さな頃からその事を知っていた私は大きくなったらみんな大学に行くものだ、と勝手に思い込んでいた。案の定、従兄妹も全員大学の道に進んだし。そして、私の通っていた中学、高校は一般的に進学校と呼ばれるやつで、そこに入ったからには9割方の人は4年制の大学進学を希望していた。短大を志望した子は殆どいなかった。就職の道を選んだ子は、数年振りに、一人だけいた。そんな中で私も当然のように大学に行く事にし、将来につながるかとか、とかそんなんではなく、ただ興味があるからと言う理由だけで歴史に進んだ。
今までに私が選んできた進路に別に何も後悔はない。「あっちの道に進んでれば…」なんて考えるだけバカバカしい。考えても、冗談で終わらせる。今の私が出来るまでに、あの幼稚園を出、小学校を出、中学、高校を出、そして今通っている大学に入る、と言う過程はすべて必要なもので、どれも不可欠なもの。それぞれの場所で、それぞれに学んだ事があるから。
ただ、この昔の友達たちと集まった事でひとつだけ確かに思った事があった。それは、私の選んできた進路は今の私に必要な過程であると同時に、社会への回り道なんだ、と。順調に行っても、私が社会人として働くにはまだ2年以上ある。その間に、昔の仲間たちはどんどん社会人として大人になっていく。そんなことを思うと、みんながすごい立派に見えた。そして、私なんて将来のためにしてる事なんて何もないな、と。
「それが当然」だと思って、就職に有利になるわけでもない、ただ興味があると言う大学、専攻へ進んだ自分がちょっぴり恥ずかしい。入学当時は、バイトもしなかった。「学校が忙しいんだから!!」とか言い張って。社会との接点はゼロだった。今考えると、親もよく許してくれたな、と思う。
今歴史をやってる事は、就職には役立たないだろうけど、"私の興味"として、"知識"として、役に立つ時は来ると思う。だから、今すぐ社会に出て昔の仲間たちのように働く事は出来ない私なんで、せめてその歴史を精一杯やりたい、と言うのが私の考え。そうする事で少しは社会への距離も縮まる気もする。自己満足でしかないだろうけど。
…歴史、精一杯やりたいなぁ…。でも、試験中にこんな長ったらしい日記書いてる段階でもう精一杯になりきれてないと思う…。自己満足も出来ない私。人には成れたけど大人になる日はまだまだ遠い。
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2003年01月20日(月)
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