女子校育ちの弱点。

中高の6年間、女子校で育った私は、今現在通っている共学に通い始める時、実は結構緊張してた。もう、本当に何年も同年代の男子と話してなかったから。この春2年になって、最近はさすがに男子と話すのに慣れたけど、たまに、"ドキッ"とさせられる事を言われる事がある。

確か、今年の初め頃、サークル関係の男友達と二人で帰った事があった。この子とは、今までにも何度か一緒に帰った事あったし、学部は違うからたまにしか会わないけど、取り敢えず学校の中では一番気楽に話せる男友達。で、うちの大学は男女の比率が男子の方が圧倒的に多かったりする。そして、そんな条件の中、二人で校門に向かって歩いてる途中、その子が周りをキョロキョロしてたから、「どうしたの?」って聞いたら言われた言葉は「ここって女の子少ないからさ、女の子と一緒に歩いてると妙に注目されるんだよ…」とのこと。幼稚園や小学校から、中高はもちろんの事で、今までに男の子に女子扱いされた事の無かった私には、この言葉は結構ドキドキです。それが、別に一緒にいたのが私だから言ったんじゃなくって、女だから言ったっていうのは分ってるけど、女として見られてるって事がわかってちょっと、嬉しかったり。

そして、まさに今日、バイトに行ったら、一つ年上のフリーターの兄ちゃんに「あ!!髪切ったんだ〜」と言われた。「前の、ちょっとうっとうしく伸ばしすぎちゃってたからサッパリさせました!!」って返したら、「長い方が好きだったのに〜」って言われた。こう言うのって初めて言われたからちょっとビックリ…!!冗談なのは分ってるけど、どう返したらいいのかわかんなくなって、「ハハハ〜」とか笑って誤魔化してみたり。その冗談を軽く返せるほどのボキャブラリーは持ち合わせてないってば。

女子校育ちだった時に比べたら、確実に男の子と話すのには慣れたけど…まだまだ未熟者の模様…。克服にはもうしばらく時間を要しそうだ…。
2002年04月13日(土)

diary / みきお

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