覚 書

日記だったり日記じゃなかったり

2007年01月10日(水)  あけましておめでとうございます

遅すぎるorz
なんだか今年の紙の上を暗示しているようですってまあ昨年もそんなかんじでしたよね〜なんかひっそりと6周年過ぎてます。そのうちどれだけ休止中かとか考えてはいけない。

年末に武士の一分観てきましたー31日に。ちょう空いてた。
けっこうおもしろかったです! 地味映画! だいすき! 結構エンターテイメントだと思うけど濃縮! 凝縮! みたいの観たいなら大奥にしとけばいいんじゃないかな〜と思いました。わたし大奥はドラマのも観てないので最初から選択外だったんですけど、でも江島のスキャンダルでしょ…? てそれはちょっと興味あったー陰謀説なのかほんとに手に手を取ってー説なのかどっち使ってたのかな。女の争い映画だから後者かな。どろどろぐちゃぐちゃ愛憎劇は苦手であります。

なにはともあれ今年もよろしくお願いします。わたしももちょっと紙の上によろしくしたいです……せっせめて日記…を………(どんだけぶりだよ)
生きてはいます。


さて以下武士の一分感想ぽいものー他サイトから転載。











ちょうよかったー地味で!(……)
着物がしわしわ! かみしもも糊きいてない! 家が狭い! 道場ちょうせまい! 殺陣がさいこう地味で渋い……!! すげー余計な音がないよーちょういいこれちょういいー! それからごはんのお膳ってそうだよね箱に一人分ずつ入ってるんだよね…! だんなさまはおひとりでおたべになるのよね…! すばらしいさべつすばらしいリアルとしては人間平等なのがいいけど差別がないと物語が生まれない。さべつ=ないがしろっていうんじゃなくってそれが常識なのがちょういい。

あとこれだよーこれが身分のちがいだよ! 上司部下ではできないんだよ身分に差がある主従だよ身分が違えば同じ人間じゃないんだよーじいさんひとり腹を切って賄い方全員の命が助かるならそれは温情あるご沙汰なんだよー上様が廊下通るのに庭で一目ちらっと見てもらえたら名誉なことなんだよ…! わーあーもー武士って……!(つっぷし)←悶

でも身分が違うから人間は違うけど、そんなもんが張りぼてだってことはみんなナチュラルに知ってるんだぜっていうドライさがいいよねー力を失えば名実共にはりぼてなんだぜー戦国の帝とか公家とかさーたかだか兵士に過ぎない武家なんかに表舞台奪われてさー 京都って死体の山だよねほんとは……

閑話休題。
実は資料的なもののほうを期待しててお話のほうはさほど期待してなかったんですけど(粗筋見てもしかしてただのラブストーリーなのかと疑った)意外によかったです。結構泣けたーよかったーきむたく悪くないよー盲人の視線の演技よかった! ひとみが真っ暗なのは映像の力かなーよかったー!

でもまあ勧めるかどうかと言ったら大奥観たほうが楽しいんじゃないかなとは言います。なにせ地味。期待を裏切らない渋さでした。あとときどき入る笑いがかわいいにこにこ。

あっところで南部藩の話だったんですね〜青森? 方言がどこのかなあと思ってたんだけど。せばな、とかしぇんしぇえとかいうの。人間がのんびりしてて全体的に薄暗いし西ではなかろうとは思ったけどもまんま東北だったか。

派手めな時代劇じゃなくって時代小説好きなひとにおすすめなかんじです。あっでも戦国じゃないから戦闘シーンとかの派手さはほんとないです市井の人々の暮らし系の江戸物とかが好きなひとのほうが楽しいんじゃないかな〜わたしは戦国物のほうが未開拓なのでわかんないんだけども。殺陣もほんとちょうじみですよ〜舞台もじみなんだ狭いんだ。

年の締めにいい映画を観ました。今年はちょっと観なさすぎたので来年はもちょっと映画観たいと思います。


ということで今年はもちょっと映画を観たい。です。

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風樹夙 [MAIL] [紙の上へ]

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